勉強やらんと

私が受けようとしている試験には、一般教養も含まれるのだがそれがなかなかに得点率が悪い。模試を解いてみても、得点率はちょうど半分ぐらい。正直このままじゃ結構危ないんじゃないかと焦っている。高校までの不真面目だった自分を恨みたいぐらいだ。

私は勉強が本当に嫌いだった。今までを思い返してみても自ら机に向かって勉強した時間は100時間にも満たない気がする。っていうぐらい嫌いだった。なんで勉強が嫌いかって、その当時の心境を思い出すことは不可能なのだが、おそらく勉強する必要性が分かっていなかったのだと思う。おまけに小中高のときは、漫画と運動とゲームが好きという、まあなんとも現代の子供という感じなのだが、それらばかりに時間を費やしていて宿題を忘れるということは頻繁にあった気がする。随分と先生方に迷惑をかけたものだが、よく大学までこれたものだと自分でも思う。ただおとなしい性格ではあったため、周りから真面目だという印象を持たれていて、自分を周りのイメージにもっていくのにずいぶん苦労したし、一時期はそれでよく葛藤していた気もする。

でも今になってみれば、馬鹿みたいに怠惰な時間をすごしていた自分を殴ってやりたいほどに勉強しておけばよかったと後悔している。実際今になって教養を問われるとなればこれまでの勉強が直結するわけだし、勉強が自分の成長にどれだけ影響を与えるのか最近になってようやくわかってきた。自分の思考力、表現力、コミュニケーション能力、問題解決能力などなどあげればきりがないが、そういったものはやっぱり学校の教育、そして勉強で培ってきた。おそらく当時も先生たちにそういった勉強の必要性というものを教えてきてもらったはずなのだが、自分は何を聞いていたのか、。

まあただ自分がやってきたことを否定したくはない。自分は自分なりに、小学生でも中学生でも高校生でも目の前の現実に真剣だっただろう。最善であったとは言えないが、最高ではあったと思う。でももし10年前の自分に一声かけることができるなら言っておきたい。「勉強することはお前の人生を大きく左右するのだ」と。

どれだけ後悔したところで何も解決はしないので、この辺で収めようとは思うけれど、反省と改善はしなければならない。今教養がないなら必死で勉強するしかないのだ。これまでの時間を必死に取り戻す勢いで、飛ぶ鳥を落とす勢いで、ひたすらにひたむきにやるしかないのだ。がんばれ自分。

3月29日


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