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④ソウル→羽田→ミュンヘン編

【2020年1月29日(水)ソウル→ミュンヘン】

5時半起床。よく起きられた…。
フライトが8時40分発なので、6時半には空港へ行かないといけません。
空港のラウンジで朝ごはんを食べるつもりで、ホテルの朝食は予約しませんでした。
本当は、ホテルの朝ごはんが大好きです。ちょっと悲しい。
それにしても、どうしてホテルの朝ごはんって、こんなにうきうき、ときめくのだろう。特にブッフェスタイルの朝ごはんは最高に嬉しくなる。
「さあ、好きなだけお召し上がりください」と両手を広げてもらっているような気持ちになる、ずらりと並んだミールやフルーツ、ドリンク。家では用意しないようなフレッシュで珍しいサラダ。シェフがリクエストすれば、好みのオムレツを私のためだけに作ってくれる。食べた後は、当然ながら皿洗いもしなくていい。幸せすぎる。
私は朝からしっかり食べる派なので、朝ごはんがすごく楽しみ。でも今日は、旅の大きな楽しみをひとつ諦めて、6時にはチェックアウトしました。
とはいえ、空港の目の前のホテルなので、スーツケースをひいて少し歩いたら、すぐ空港に着きました。

徒歩5分!

早朝すぎて誰も歩いてません。
ちょっと寒いな…と思いつつ、黙々と歩きます。
金浦空港はびっくりするぐらい店がない空港でした。
福岡空港国際線もかなりのアレだけど、まだ福岡空港の方が店があるぞ…。
空港カウンターで荷物を預けて(国際線なので今回は追加料金なし!)朝ごはんを食べるためにラウンジへ行こうと思い、手荷物検査場の方へ向かいました。すると、なぜか大行列が。

この巨大な壺のオブジェはなんだ?!

おとといまで旧正月だったので、休みの間に帰省や旅をした人達の行列だったみたい。日本の年末年始のような感じか。
大行列の割にスムーズで、30分ぐらい並んだら出国できました。

金浦国際空港のラウンジ「SKY HUB LOUNGE」

出国検査を抜けると、すぐ左の前方に「SKY HUB LOUNGE」があります。

ドリンクだけでなく、ホットミールも食べることができるラウンジです。
さぁ、ここでお待ちかねの朝ごはん!と思っていたけど。
このラウンジに入場するために必要な「プライオリティ・パス」が見当たらない。ん?おっかしーな。カバンをガサゴソ。。。するも、ない。

悲報。
スーツケースの中に日本円とクレジットカード入れた財布を入れちゃったようです。あぁもう!このごろこういうミスが多い。

「プライオリティ・パス」は、世界148か国、600を超える都市の1300か所以上の空港ラウンジが利用できるカードです。
詳しくはこちら(https://www.prioritypass.com/ja)をご覧ください。
海外へ出国するときにラウンジが無料で使えるのはとても便利なので入会しています。ラウンジの食事は無料でいただけるので、よく旅する人なら、会費を払っても損はしませんよ。
でもカードを忘れたらラウンジに入れないんだよー!!
アプリ会員証もあるんですが、アプリ入れてなかった(カードが手元にないから会員番号の入力もできず…)。
こういうとき、控えを手帳に書いとく必要性を再認識します。
でも私はたぶんまたやるんだ「書いとけばよかった」を…後回しにする癖をやっつけなければ。
とりあえず、入場できないので朝ごはんは機内食まで待つしかありません。

アシアナ航空とANAの共同運航便です。

【8時40分ソウル発、10時45分羽田空港着】

アシアナ航空に搭乗し、羽田に向かいます。えっ、羽田?
そうです。また日本へ戻るということです(笑)
同じ飛行機なのに、羽田空港からドイツへ向かう料金が、ソウルから羽田空港経由でドイツへ向かう料金の2倍くらい高かったのですよ。
福岡から東京へ行くより、福岡からソウルへ行く方が安いので、トータルで考えても「福岡→東京←ドイツ」より「福岡→ソウル→東京→ドイツ」の方がお得でした。トランジットでソウルも観光できるし、このルートの方がいいと思いました。

機内はまぁまぁの混み具合。
隣はビジネスマン風の40~50代の韓国人男性でした。
離陸してほどなく、お待ちかねの機内食(朝食)が来ました。
ベルト着用サインが消えると同時に配膳されるというあわただしさ。
「ビーフ?オア…」なんてない。有無を言わさず全員このメニューです。

アシアナ航空の朝食

ピビンパ!コチュジャン付き。キムチ、フルーツ、パンとバター。
預けたスーツケースに財布も入れるという失態を犯し、所持金ゼロで出国したもんで、飲み物を買うこともできず、のどがカラカラでした。普段口にしないコーラをもらいました。

隣の韓国人男性の食べ方をチラチラ盗み見。
まずキムチを開けて乗せ、コチュジャンを具の上に全部絞り出し、スプーンで混ぜ混ぜ…気づけば機内、ピビンパの香りで充満してます。
みんなスプーンで“混ぜ混ぜ”してるんだー。
なんか楽し~い!みんなで混ぜ混ぜ♬私も負けじと混ぜ混ぜ♬
キムチとコチュジャンを隣の韓国人男性と同じように全部入れたら、かなり辛くて苦しみました。調整しましょうね、みなさん。

食べ終わった…と思ったら即、食器を回収され、全員のを回収し終わったなと思ったら「着陸します」という忙しさ。
2時間しかないフライトなので、ゆっくり食べてたら間に合わないんだぜ。

途中、富士山が見えました。こんなにきれいに見えるのは久しぶり。

10時45分、羽田空港に着きました。ここでトランジット。
12時35分発のルフトハンザと全日空の共同運航便に乗り換えます。

一緒に旅するおもちゃ屋店主仲間の5名は、ここから旅を始める予定。
「羽田空港で合流して機内で一緒に過ごそうね」と言ったのに、私は「同時刻」発の便が違うルフトハンザを予約しちゃったんで、別々に飛び立ってミュンヘンで合流することになってます。仲間たちが乗ってるのが高級料金の方なんだと思います。機材も同じようだけど、どうして違うんだろう。そしてなぜ出発時間と目的地が同じ飛行機を飛ばすんだい、ルフトハンザ…。

それぞれの便の出発ゲートがめちゃくちゃ離れていたので、羽田では会えないなと思いましたが、仲間に少しでも会いたくて、出国ゲートの真ん前で見張る警察官と並んで張り込みしてたら、一瞬会えました(笑)
「ミュンヘンの荷物引き受けのとこで会おうね」と約束をして、私はひとり「これ、遠くに作りすぎだよ」と呟くほど端の端にあるゲートへ向かいました。


端っこだから、開放的ではある。

12:35分羽田空港発、ミュンヘン行き。
全日空とルフトハンザ航空の共同運航便に搭乗しました。
私は窓際。お隣は50代くらいの日本人女性。3人掛けの真ん中が不在です。

【機内のおすすめ①着圧ソックス】

国際線のエコノミークラスなので、足がむくみます。
搭乗前にトイレで着圧ソックスを装着しました。これが、かなりおすすめなんです。旅の間も歩き疲れた足を寝ている間に楽にしてくれるので、旅には着圧ソックス持参をおすすめします。

いろんなタイプが出ていますが、太ももまで長さがあって、足の指先がないタイプがお気に入り。
夏か冬で、素材を涼しいタイプか保温タイプか使い分けています。
タイツタイプより、指先がないタイプの方が楽に感じます。足先が寒いようなら、靴下をはけばいいしね。太ももまでのフルレッグだと、ひざ上まで包まれるので、むくみで「むっちり」した感じが気になった時も、足がすっきりします。そのままスカートをはいて、レギンス代わりにもできます。
今回の旅用に買ったのはこれです。

ロフトで40%オフでした!

【機内のおすすめ②使い捨てスリッパ】

もうひとつ。
エコノミークラスの人は、ホテルに置いてあるような使い捨てスリッパを持参しましょう。機内でスリッパに履き替えて過ごすとかなり足がラクになります。トイレに行くときもスリッパで。
授業参観にもっていくようなコンパクトなスリッパもいいですが、自分のものだと、スリッパの足裏の汚れが気になるので、私は使い捨てがいいです。ほかの人が土足で歩く場所を歩くスリッパだし。

私はいつも、国際線に搭乗直前に化粧をすべて落とします。すっぴんで搭乗。コンタクトもはずしてメガネに。着圧ソックスを履いておきます。
機内では、搭乗直後にスリッパを装着して靴は脱ぎます。
乾燥対策でマスクを装着して(すっぴんも爆睡の顔も隠せる)スタンバイOKです。

トイレを考えると通路側なんだけどね。今回は窓側。

【機内はワンピースとストールで】

機内で過ごす服は断然、ロング丈のワンピース。
今年はニットワンピースの人をよく見かけましたが、ウエストがラクなのがいいですね。いっぱい食べたり飲んだりしても安心だし。
冬の機内は暖房がしっかりきいているので、ヒートテックの下着とかシャツとか着てると汗だくになってしまいます。
私は、カシミアの薄手の大判ストールを1枚持ち込みます。毛布代わりにもなるし(機内の毛布は微妙にサイズが小さい)、寒いときは羽織れるし。色は白。イスラム圏では頭からかぶります。薄手のカシミアなら暑すぎず、クーラー対策にもなるので1年中使えます。

国際線で長いフライトだと、トイレに行きやすいよう通路側がマストと聞きます。確かに、通路側の人がトイレに立ったタイミングでしかトイレに行けないですよね。眠ったり、リラックスしたりしてる通路側の方を都度、立たせるのは気が引ける。でもトイレの我慢はよくないよね。生理現象だし。
それでも、やっぱり窓側が好き。壁にもたれかかるような感じで休めます。景色も見たい。トイレが…と思いつつも、ついつい窓側をチョイスしてしまうのでした。

羽田からミュンヘンまでは12時間10分のフライト。
まだまだ機内のお楽しみは続きます。

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