オンラインでも学校再開でも。

急速に動いた

5月11日の文部科学省の会見のおかげ?!

いやいやそんな早く動けるの?そんなわけないな。前から用意してた?などと感じた、急激な動きは、Teamsの導入。

14日の木曜日にいきなり下りてきました。

わたしとしては、よしっ!とガッツポーズ。

近くにいたICT担当の先生つかまえて、「あの、こんなことになってますけど、ご存じですか?」と尋ねてみると、「えーっ!そんな!僕がやらなあかんの?」という反応だったので、「あ、えっと、○○先生も担当だし、すぐやってくれるかもしれませんね」と返事して、すぐにそっちの若者へ聞きに行ってみました。

すると、彼の机の上には、「Teams導入マニュアル」が!そして、ご自身のスマホと、学校のPCを並べて何やら作業中。

よし!仕事はやいぞ!いいぞー!

「わたし手伝うよー」と、学校のタブレット端末も持ってきて、そちらにもさっそくダウンロード。そして、つなげてみる。おー、いい感じじゃないですか。もう一人にも声をかけて、3人で試しにビデオ通話してみました。

それ見た校長先生がニコニコ笑顔で「そんな風になるのか」といい反応。かたや、その近くで、「え、まだ何もやるとか決まってないのに、そんなことしていいの?!」なんて声も聞こえてきましたが、とりあえずスルーで。

というわけで、先生たちでまずは練習からと、いつも協力的な先生たち数人に、IDとパスワードを伝えました。自宅でテレワークされてる先生にも。ダウンロードしとていてね、と伝えました。

児童との配信には、学校のタブレット端末、もしくは授業用PCを使うようにとのことなのですが、授業用PCにはカメラもマイクもないことがわかり、外づけしないといけないので、とりあえず練習用にスマホにいれてもらいました。いきなり子どもとやるよりも、先生たち同士でやってみないとわからないことだらけですからね。

あとで、いい情報をいただきました。昨年度の学テで、中学校にはヘッドセットが配布されているから、それを使えばいいとのこと。うちは幸い中学校も一緒なので、お願いしてみよ。

6年生、9年生(中3)は登校?!

そして、金曜日。帰宅してSNSを眺めていると、大阪市の松井市長が会見を開き、25日以降に小6・中3で授業再開するとの考えを示したとの情報。

え、なんて?どういうこと?と調べてみると、金曜日の、わたしたちが退勤した後に、会見を開いていました。またです。この方、いっつも情報を出すのは、教員がその週の仕事を終え、帰宅しようというとき、帰宅した後に出してくるんです。しかも、委員会からの通達などなく、すっ飛ばして。(ついつい勢いで愚痴ってしまいました、すみません)

これは、オンラインの波に乗ろうと思っていたところに水を差されてしまったのでは、と焦りました。これを聞いたのんきな先生方が、よし授業再開だと、コロナ以前の教室を思い描いているのが想像できるからです。

わたしはコロナの第2波があるかもしれないという危機感を持っています。そして、再開による学校からのクラスター発生を恐れています。先週の登校日では、子どもたちはとても静かに過ごしていました。久しぶりの学校で緊張していたのかもしれません。これが、いつものこととなったとき、休み時間の子どもたち同士の接触はさけられないと思っています。

怖がってばかりいてもいけないのはわかっています。子どもたちには学校では安心してもらいたい。これまでのそしてこれからのストレスを心にため込まないように、わたしたち教員ができることを考えないといけません。

短期間に学習内容を詰め込むようなことにならないように、余裕をもって、子どもたちと関わることができるように、教職員みんなで話し合っていきたいです。これまで以上に保護者ともつながっていかないといけないとも思っています。まずは手始めに、Teamsで保護者懇談会をやることを提案してみようかな。

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