発達デコボコ息子とわたし #40  31 4年生を振り返って 教育センターの指導担当の先生が退職

教育センターに通う日が残りわずかになった時、1年生から息子の担当をしてくれていた先生から呼び止められました。

何だろう?と思っていたら「実は私3月末で退職になるのよ。◎◎くんのお母さんには先にお知らせしておこうと思って」

教育センターの先生たちは、契約社員のような形で勤めている方が多く、週3~4日勤務で、3年前後の契約のようです。
担当の先生は息子の担当になってから5年経過していたので、恐らく契約満了ということだと思います。

その前にもう一人私の相談担当の先生が1年前に退職されていたので、もうそろそろ息子の担当の先生もそういう時期になるのかもとは感じていました。

いざその報告を聞くと寂しさもありましたが、息子の成長とのタイミングなのかもしれないとも思いました。

その時に息子が春から支援級に入る手続きをしている話をしました。
先生は驚いて「◎◎くんは学力は充分ある子で、支援学校へは入れないよ。お母さん◎◎くんの進路も考えている?」と聞かれました。

私は、「K教室で自信がついたこと、春に通常級にそのまま戻るのは厳しいと思っている、支援級を学校に戻るステップとして考えている、いずれは通常級に通えることを目標にしたい」と伝えました。

担当の先生は「そうなんだね。◎◎くんはこれから中学校、高校とあるから、そこも見据えて決めたのであればいいと思うわ。私も応援する」と答えてくれました。

息子の担当の先生とは、以前も息子の進学について話したことがあって、支援学校へはIQ値が高く行くことができないことも聞いていました。

私が息子とバトルして、青い顔をして泣きながら教育センターに相談に行った時にも対応してくれたり、息子が教育センターで理不尽なことをした時にも毅然と叱ってくれたことなど、数えきれないほどたくさんお世話になりました。

教育センター最後の日、息子と一緒に先生にプレゼントと手紙を渡しました。

先生は「◎◎くん、春から学校頑張ってね。◎◎くんならできるよ。先生、応援しているよ」と声をかけてもらいました。

本当にK教室の卒業なんだなと感じた日でした。

#発達障害 #不登校 #学校適応指導教室

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