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凸凹息子の帰宅後の儀式は毎日10分の手洗い

小2の息子は自閉スペクトラムの診断を受けています。

今回はこだわり強めな息子が
学校から帰って毎日10分ほど時間をかけ、
手洗いうがいをしているお話です。


息子は感覚過敏があるため、
食事中に少しでも手が汚れたら
ウェットティッシュで何度も拭くなど、
昔からキレイ好きなところがありました。

なのでもともと手洗いはしっかりしていたのですが、
1年生の2学期の終わりくらいから時間が増えていきました。

最初は
「しっかり洗っててエライな~」
なんてのんきに思っていましたが、

どんどん時間が長くなっているので
ちょっとやり過ぎでは・・
と思ってしまいます。

しかも1回の手洗いで使う
ハンドソープの量が半端ない。

4~5回くらいプッシュして
泡もこもこ。

爪の間や手首まで念入りに洗います。

それを5~6回繰り返し。


手洗いがやっと終わったところで、
次はうがい。

大きめのコップに並々と水をためて
それがなくなるまで何度かうがいをするのが1回のカウント。

うがいも5~6回繰り返し。

これでトータル10分ほど。

ハンドソープは3日でなくなるし、
水もジャージャー出すからもったいないし、
服がびしゃびしゃになって着替えるから洗濯物が増えるし・・

親としてはもっと適当でいいじゃんと言いたいのですが、
特性やこだわりゆえにそれができない。


息子にとってこの手洗いは、
学校から家に帰ってきたときの
”切り替えの儀式”なのかなって気がします。

今までいろんなこだわりがあったけど
どれも何年も続くことはなく、
気づけばやらなくなったな・・
ってことがほとんど。

だから今回の手洗いも
「あの時こんなことしてたよね~」
と笑い話にできる日がいつかきっとくる。

息子の気が済むまでできるように、
わたしは温かく見守ろうと思います。