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指先が奏でる詩たち
唇の上で踊る詩たち

詩が
どこの国の詩であっても

恋びとに
愛をささやく時
友と志しを語り合う時

幼子を夢に誘う
子守唄を唄う時

亡くした家族や友
恋人を想う時

己の無力さに嘆く時
明日の世を愁う時

詩が
どこの国の詩であっても

文明の波に乗って
国境を越えて
あの人の住む街に
届くだろうか

詩が
どこの国の詩であっても


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