見出し画像

<必勝法>株式投資における聖杯の見つけ方

ノートを初めて書いてみて自身の考えなどを見返す貴重な機会になったため、今回は私が本気で取り組んできた株式投資について書いてみようと思う。

前提として、私は投資歴4年目になった大学生だ。まぐれで増やしたお金をコロナショックによって半分にし、地合いの恩恵を受けながら資産を12倍まで増やした。直近の下げによってまた30%目減りしているが、相場で稼いだお金で生活している投資家と名乗りたい。

4年間も株クラ(株界隈のクラスター)で生息していると様々な市場参加者を目にすることが多い。その中でも目に付くのがサロン生の嵌め込みだ。初心者が騙される構図はどの世界も同じかもしれないが、一生懸命働いて貯めたお金を詐欺師に搾取されるのは見ていて辛い。目撃者にもかかわらず、何もしないのは無責任なような気もして今回このようなノートを書こうと思った。

初心者に向けてといったものの、私と似たバックグラウンドの人にしか納得感は無いかもしれない。しかし、一応4年間相場で生き残った投資家の雰囲気について少しでも理解して落とし込んでほしいと思う。

私と似たバックグラウンドと言ったが具体的に、長期間の資金拘束に耐えられる人である。その理由は今回紹介するのは「時間」を最大の武器にした投資手法だからである。

追記>「初心者に」といったものの、仕組み自体の説明を失念していた。

株ってそもそもなに?という方は以下を参照してほしい。


では、具体的な手法について2つに分けて説明したい。

①個別現物ロングのみ

まず始めに、個別株の現物買いのみで市場に参加すること。この理由は以下。

好機は幾度となく訪れる。

好機を目の前にしたとき、これが最後かもしれないという感情になることがあるが、実際は何度もそういう好機はあるのである。だから私たちは無茶な勝負をせず淡々と少しづつ利益を重ねるべきである。

私が株式投資を始めたのは高校生の頃であり、当然ながら未成年だった。未成年は信用取引を行うことができないため、現物ロングのみというのは必然だったが、信用口座を開設した今でも変わらずこのスタンスで行っている。

現物ロングオンリーで市場に参加するとき、よほど変な株を変なタイミングで買わない限り退場することは無い。私はコロナショックの時もポジションを持ったまま乗り越えた。

最速でお金を増やしたいという人には不向きだが、私の人生はまだまだ長いため、負けないことが重要である。相場に生き残り続ることが最優先事項である私にとってこれ以上の取引の形は無い。

少し話が逸れるが、本当に株で儲けようとするなら、楽して稼げる手段を見つけようとするべきではない。銘柄を教えてくれるサロンなど言語道断である。株は、労働こそいらないが楽して稼げる代物でもない。人の煽りを頼ると変な株を変なタイミングで買わされるだけになる。

私自身、様々な手法を試し、いろいろな銘柄に触れることでようやく自分の手法を見つけることができた。当初は、誰かの手法をそのままパクればいいだけなんじゃないか?と思っていたが、大きな間違いだった。手法はそんなに簡単に言語化して整理できるようなものではない。それぞれの投資家の背景はバラバラだからだ。

だから今回は、手法に触れつつ自分自身の手法の見つけ方のヒントを皆さんに共有したいと思う。具体的な銘柄に関しては、ある一定のフィルターをかける意味でも有料にしようかと思うので、見合った対価が得られると感じる人のみ購入してもらいたい。

②ギャップを買う

一度は聞いたことがあるかもしれないが、効率的市場仮説というものが市場には存在している。この言葉のせいで随分と遠回りした気がする。これは簡単に言うと、「市場は効率的であり公表されている情報は既に株価に織り込まれている」みたいな、市場がすべてにおいて正しいと錯覚させる内容のものである。

私にとっては、この誤解を解くことが利益を出すための重要な一歩だった。

私の手法は、株式市場の間違い探しをすることである。

初心者の方には、価格と価値は”=”ではないことをまず始めに理解してほしい。価値は企業が事業を続けてきた中で創出したモノであり、他者が期待や思惑を勝手に肉付けして数字化されたモノが価格である。つまり、時価総額=企業価値とは限らない。市場が合理的であれば、”=”が成り立つこともあると思うが、価格を決めているのが多数の他者であることから、歪みが生じていることが往々にしてある。

特に小さい個別銘柄を見ていくと、価値と価格にギャップがあることが多々ある。そしてそのギャップはカタリストと呼ばれるきっかけを得て、ギャップを埋める動きをする。この上昇幅を取ろうとするのが私の手法の一つである。

いろいろクリアしておきたい要素はあるものの、大枠はこれである。

過去の取引から抽象化しつつ説明しようと思う。

この企業は売上高がQonQで15%以上成長していたものの、利益が伴っていなかった。もちろん市場の評価は利益成長なしで株価はヨコヨコ。表面の数字だけを見るとこれは合理的であるように思えるが、実際の価値とは異なる。売上高が成長しているにも関わらず利益が伸びない理由はこの企業はM&Aや設備投資に大量にお金を使っていたからである。

もちろんこの投資が長期的に行われるものか、回収が期待できるか詳しく調べる必要があるが、今回においては短期的な投資であり、回収まで時間はかからないような内容であった。実際に次の四半期では投資が終わり、利益が計上されはじめ、上方修正。大幅な値上がりとなった。


まとめ

字数も増えてきたのでこの辺でまとめに。

今回は自身の手法にほんの少し触れ、実際に投資ってどんな感じでするの?というところを書いてみました。纏まらない文章で申し訳ない。これからも文章書く練習も兼ねて、ノート続けていきたいと思います。

これは、この株式投資に限った話ではないですが、「やってみる」ということが大事だと思います。前回書いた就活の話にも共通することかもしれませんが、主体性を持って取り組むことで見えてくるものが変わってきます。決算を見るもよし、歩み値を見るもよし。続けていると自身の嗜好にあった取引のスタイルと手法がざっくりと見えてくると思います。

何をすればよいか分からないからやらない

ではもったいないと思います。

何をすればよく分からないから何か適当にやってみる。

最後に好きな画像を貼って終わります。では。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?