転職したい時短ママ向けの職務経歴書の書き方
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転職したい時短ママ向けの職務経歴書の書き方

こんにちは!松栄(まつばえ)です。ママパパの転職支援サービス「withwork」を運営しています。

毎日ママさんパパさんの職務経歴書を読み込んで電話面談しています。表題についてTwitterでコメントしてみたところ、ニーズがありそうだったので記事にします。(お待たせした方すみません...!)


前提

私たちはweb系スタートアップ&ベンチャー企業への転職支援を中心に行っているため、以下の前提でお読みください。
・web系ベンチャーを転職先とする場合のノウハウです
・正社員(時短含む)での転職の場合です
・今回は30代半ばのママさんをイメージして作成しています


1. 誰よりも積極的に自分をアピールしましょう

非常に大事な事実なのでここからお話します。

悲しいことではありますが、まだ今の日本では同じような経験・能力・人柄の人で、フルタイム希望の人と時短希望の人が同時に企業に応募したとするならば、多くの場合フルタイムの人が採用されます

もちろん現実には、同じような経験・能力・人柄の人なんてことはありませんが、考え方はこうだと思っていただきたいです。

そのため時短で転職したいならば、フルタイムの人より時短のあなたを採用したいと企業が思う職務経歴書にする必要があります。

めいいっぱいアピールするという意気込みで職務経歴書を書いてください。


2. メリハリが大事

やったことは何でも書いておきたい!と箇条書きを大量に羅列してしまう方がいますがそれはNG。

重要度や難易度が高いものを詳しく書き、雑務レベルのものは省略してしまってかまいません。

何が重要かを判断できるか必要十分に簡潔にまとめられるかも見られていると考えて、メリハリをつけた内容にしましょう。


3. 今までの経験を目的・課題ベースで振り返りましょう

企業は、言われたことをその通りに実行できる人より、目的や課題解決に向けて、自分で考え工夫し物事を前に進められる人を採用したいです。この観点から、今まで自分がやってきた仕事について

どんな目的・課題(Why)に対し
どう考えどう行動したか(how)
・それがどんな結果を生んだか(what)

という視点で整理し直してください。

どんな思考をする人か、どんな行動ができる人かを見たいのです。そこがわかれば自社での再現性(自社で活躍できるか)を考えられるからです。

この形で整理したら、そのまま職務経歴書の職務詳細欄に記載してください。イメージは以下。

例1:労務
・◯◯の業務
・◯◯の業務
<実績・工夫点>
給与の計算式が煩雑で、時間がかかる、ミスが多いといった問題がありました。なぜその計算式なのか、従業員に不利益が発生しない形でもっとシンプルなものにできないかを議論・提案し、簡素化に成功。これにより大幅にミスが削減され、平均残業時間も月30時間から10時間へと改善できました。
例2:ディレクター
・◯◯の業務
・◯◯の業務
<実績・工夫点>
社内の営業、開発、カスタマーサポートそれぞれの部署の要望によりユーザーに求める登録情報量が膨大になっており、ユーザーの離脱率が高くCPAが高いという課題がありました。それに対し、関係各所それぞれと、ユーザーファーストの視点に立ち返ることと、ユーザーは何を求めているか、我々が何を提供すべきかのすり合わせを行い、項目の50%削減を実現。入力完了率は160%UPし、CPAも従来の60%に改善しました。


3. 強みを書く視点を変えましょう

以下のような自己PRの方がいらっしゃいます。

・与えられた仕事をミスなく迅速に行うことができます
・相手の立場を考え、言葉遣いを気をつけるなど、丁寧なコミュニケーションができます

2でお話したことに繋がりますが、企業は何かを改善する、事業を前に進められる方を求めています。

例えば
・業務フローを整備し、効率化し、生産性向上に注力してきました
・カオスな状況の中でも楽しみながら、優先順位をつけ、業務改善できます
・積極的に外部から情報収集し、得た知識を業務に取り入れ、新しい提案をしてきました
という方が魅力的です。

自己PRを自分の性格をベースに考える方が多いですが、自分が実際にどのように動けるか、工夫できるかのお話を書くのがおすすめです。

自分の強みがよくわからない、という方は

・これまでの経験で楽しかったなと感じる仕事
ハードだったけどやりきったなと思い出す仕事

を考えてみてください。そこに「自分は何が好きか、何が得意か、何をしんどいと感じるか」などのヒントがあります。


4. 最初の職務要約はアピール部分にフォーカス

職務要約は必ずしも新卒から時系列に書く必要はありません。特にこれまで仕事内容が大きく変わっており、直近の仕事を今後したい場合は、直近のものを中心に書きましょう。

例えば、新卒の頃は接客業だったが、直近はWebマーケティングをやっているなら以下のようなイメージです。

例:toC向けのWebマーケティングを5年経験しております。主にFacebook、Twitter、LINEなどのSNS広告とリスティングの運用を行いユーザー獲得をしてまいりました。全体戦略の策定、予算配分の決定、広告クリエイティブの指示・改善、LPOなど幅広く行うことができます。

※ 接客業については全く触れていないことにご注目ください。


5. 職務経歴書ハック!細かいコツたち

つらつらと書いてきましたが、細かいところもどうしたらよいのか困るもの。細かいコツたちも記載します。

1)直近のものから順に書くのがおすすめ(逆編年体)

30代半ばにもなると新卒の頃の経験はそれほどアピールになりません。また、採用担当者は忙しく、職務経歴書を見る時間は数分という場合も多いです。パッと見ていいなと思ってもらえるよう、直近の仕事から書きましょう。


2)比較材料を添えて数値を入れる

ディレクターやコンテンツ企画系の人ならPV数、ユーザー数、CVR、売上、改善率など。営業なら取引先社数や商品単価、売上、達成率など。マネージャーならチームメンバーの人数など。

ここでのポイントは、絶対的な数値だけでなく、比較材料を示した上で書くこと

例えば「売上実績500万円」は商材や業種、期間によって「すごい!」か「しょぼい!」かは変わってきます。同じように「達成率110%」もそれだけでは「設定目標数字が甘かったのか、厳しかったのか」で評価は変わります。

そのため、対前年比、自分が入る前の数字との比較、周囲との比較など書きましょう。


3)しっかりとした言葉遣いを

ですます調、という話ではありません。ビジネスとして魅力的な言葉、現場社員が見て「この人わかってるな」と思う言葉遣いを心がけましょう。
その職種の専門用語も使いましょう。


4)時短ゆえに望む仕事をできなかった場合はその部分は短くてOK

たとえば直近、時短ゆえにアシスタント業務などになってしまい、もっと裁量や責任のある仕事をしたい場合、アシスタント部分の仕事内容は軽く触れる程度(1〜2文)にしてしまって大丈夫です。
その分、やりたい仕事、責任ある仕事をしていた時の仕事内容をしっかりと書きましょう。


5)職務経歴書は3枚以内を目安に

ダラダラと長い職務経歴書はそれだけで最後まで読んでもらえる可能性が下がります。最後まで読んでもらえるように、メリハリをつけ、3枚以内を目安にまとめましょう。また、うまくまとめられないために文字を小さくしたり行間を詰めたりするのは読みづらくなるのでやめましょう。

※ただ、かなりハイクラスの方や、コンサルタントやエンジニアなどで案件ベースの職務経歴書を書く場合は3枚よりもっと長くなりやすいです。ケースバイケースではあるので、困った場合はご相談ください。


以上です!

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heyのProductManager。主にSTORES(EC)に携わっています。 日本CPO協会理事。働く2児の母です。