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几帳面な父と、そうでない私


毎日体重を測ってます。 
ダイエット続行中。
効果?
少しずつは実感ありです。誰も何も言ってくれないけど。
体重を減らすというより、とにかく筋肉を付けたいので、毎朝歩いています。



 うちの体重計は、体重の他にもいくつか数値を測れるようになっています。
基礎代謝量とか、骨なんとか率とか。
測るときはお風呂上がりで、眼鏡をかけていないので、よく見えない。
何が何だかわかっていない。

 「体年齢」はわかる。この前ついに、実年齢を下回りました。とにかく、下回ったぞ。1年だけ、だけど。この前まで、3歳くらい上回っていました。その後は戻ったりして流動的です。他の数値も、まあそうですけどね。

 ところで、私はこういったものの記録を全然していません。

 ここで思い出すのが父です。


 父は几帳面でした。
洗面所のところに小さなノートが置いてあり、
体重を毎日測って、記録していました。ひょっとして1日2回測っていたかも。
血圧も測って、ちゃんと記録していました。

 飲んでいる薬も、何種類もありましたが、飲んだ印を赤ボールペンで薬袋に付けていました。
その印の付け方が独特で、父しかわからない。
何回説明されても覚えられないほどでした。

 
 壁掛けのカレンダーに予定をきっちり書き込んでいました。
今日が何日かわかるようにシールを貼り、毎日動かしていました。

  私たちが帰省して、帰る日には、
何時のバスに乗るのか、その時間を小さなホワイトボードに書いておくよう、いつもうるさく言われていました。

 人を血液型で判別してはいけないと思うのですが、
父はA型でした。典型的なA型やね、と家族で話したものです。

  そして、実は私もA型です。
計画的に何か行なうのも、記録をちゃんと付けるのも苦手で、
いつも人には「おおざっぱなA型です」と言っています。

 ここら辺は、全然父に似ていない。
少しは似たかった。仕事では、苦労したから。

 体重とか血圧とかは健康状態に直結するので、
父にとっては、真剣にならざるを得なかったと思います。

 それ以外でも、几帳面な性格の人は、そうやってきっちりとすることが、自分にとって一番落ち着くことなのだと思います。そうせざるを得ない。
  
  だから、帰りのバスの時間がホワイトボードに書いていなかったら、
不安で落ち着かなくて仕方なかったのだろうと思います。

  そんなにきっちりしなくても、と少し反発していたあの頃、
父に謝りたいです。

 体重計の数値は一応気にしております。でも家庭用ですから正確ではないと思うし、数値は流動的で、毎日「なんでやねん!」と突っ込んだりしています。
 そしてノートに付けてみようかなと思うけど、つけても、三日坊主で終わりそう。


 今、目薬を1日4回、差しています。
4回目を忘れる。
これも「差した」という印を付け出して、すぐに頓挫しました。面倒くさい。


 目薬はドクターに言われているので、忘れずにしないといけません。
記録して、その用紙を目の前においておけば忘れないかなあ。

私の頭(記憶)と勝負です。
年齢との勝負。

体年齢に、記憶は入っていない。




*画像・・・近くの栗の木も、実が大きくなってきました。

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