普通免許返納～原付だけ残す

　私は普通運転免許を持っておりました。取ったのは３０代。でも今まで公道を走ったことは数えるほどしかありません。よく考えたら1回だけかも。原付はその免許で乗っていました。

　そして、今日、普通免許の方を返納してきました。更新には実技が課せられるからです。
あ、年がばれることに今、気がつきました。ま、いいか。

　原付だけ残すには、そういう講習を受ける必要があります。それを知ったのが遅かったため、近くの自動車学校ではずっと先の日にちしかなく、遠くの教習所で予約したのです。それを今日受けてきました。

　朝早く出過ぎて、受け付けの３０分前に着いてしまった。高齢者講習のうち、私と同じ立場の人は３人。講習は教室で行なわれるのかと思ったら、小さい部屋で講師の方と１対３でした。

　　まず視力検査があります。平行視野、動体視力、夜間視力の３つ。その結果は更新の判定には全然関係なく、「年を取るとこれだけ衰えていますよ」という注意喚起のためらしいです。でも検査となると、ちょっと緊張してしまいました。


　その結果を基に話を聞きます。どのテストも若い人の数値は全然違うそうです。特に動体視力は、走ってくる車との距離が、思っているより近かったりするので気を付けてくださいとのことでした。


　　その日の朝、右折する時、直進車が遠いと思って先に曲がったのですが、相手が思ったより近かったなと思うことがありました。いや、全然危なくはなかったのですが、そのことを言ったら「まさしくそれです」と言われました。気をつけよう。


　数値は（この年では）まずまずだったのですが、「年を取ると衰えています。元には戻りません」と何回も言われました。いつも衰えは痛感しているので、「はあ、ごもっとも」と思いながら聞いていました。


　時間が余ったようで、免許センターでは受け付けの終了３０分前がいいとか、備え付けのボールペンは清潔ではないので、自分のを持っていった方がいいとか、交通安全協会がどうのこうの（それ、言っていいんかい）とかいう話をしてくれました。


少人数で良かった。講師の先生は、毎回これを繰り返しているのか。同じことしゃべって。お疲れ様ですね。


　　その足（原付）で、運転免許センターに。

　講習が終わっていたのと、写真を持ち込んだからか、ずいぶんと早くに終わりました。写真は３日前に他の用事で証明写真を撮ったのを持っていったのです。でも値引きはしてくれません。


　顔写真は少し暗いのが気になりました。部屋が暗い感じ。もう少し美人にしてほしかった。
　　ま、自分ではあまり見ないからいいか。


　やっと懸案の更新ができてホッとしました。次回は３年後。ゴールドでも３年後。

　母は何歳まで原付に乗っていたのだったか。２０キロでしか走らないと言っていました。（20キロ！）私も、講師の先生の言うとおり安全運転で、もうちょっとは乗りたいと思っています。

前のバイクは4万キロ走りました。仕事をやめたとたんに、走行距離が伸びません。これまでどれだけ走り回っていたんだ。

＊イラスト　Thank you very much！　可愛い。