見出し画像

日記~仏教の話とキダタローと

しばらく書くことが遠ざかると、体調がよろしくない。インプットばかりでは貯まってくるのである。宿題はたくさんある。


6月1日(土)の日記

仏教の話

お昼から、いつものお寺さんへ。今日は仏教の先生のお話。コロナ禍で4年ぶり。特別、仏教の勉強をしたいわけではない。この先生のファンなのだ。まずは話し方がとてもわかりやすい。そして知識。内容はむずかしく、分からないことの方が多いけど、時々、耳なじみの言葉が出てくるので、「あああ」と何となく納得する。

お釈迦様の生誕の話とか、どうやって教えが伝わっていったかとか、大乗仏教、宗派はどうやってできたか、お経とは、浄土とは、極楽とは、などなど。シルクロードの話とか。

私はこの先生が宇宙の話をするのが好き。今日も、「世界はいくつもあると考える派がある。今いるところは娑婆。違う世界には死なない仏様、阿弥陀様がおられる」なんて聞くと、スケールの大きさを感じる。

途中で参加者のケータイが鳴る。質問しても良いですよ、と言われていたけど、途中で何回も質問が入る。先生、やりにくくなかったかな。途中15分の休憩を挟んで3時間、立ちっぱなし。話しっぱなし。でも楽しそうだったな。もうお年と思うが、お元気で良かった。


龍安寺

キダタローさん

同じく6月1日(土)
テレビ番組「探偵ナイトスクープ」の最高顧問、キダタローさんが亡くなった。番組で追悼番組をしていた。録画を見る。

なかなかおもしろかった。この番組におけるキダタローさんの全てがあった。キダタローさんの魅力とはなんだろうね。しゃれっ気。切り返しのうまさ。親しみやすい人柄。嫌みがない。浪速のきさくな音楽家。

番組でも、そのキャラクターをいかんなく発揮していた。北野誠探偵が担当で、信号の音楽が調子っぱすれで、キダ先生が怒る回。面白かった。

「とーれとーれ ぴーちぴち かにりょーり」(自作の曲)と歌う女声コーラスを、大真面目で指揮したり。女子中学生がキダタローさんを大好きで、デートをするというのもあった。

4月の最後の出演も、録画だけど見ていた。静かに座っていて、でもそこにいるだけで、場が落ち着いて、なんだか笑いがあって、存在感があったな。さすが最高顧問(自分で言い出したらしい)。それが4月で、訃報が5月で驚いたのだ。

最期まで仕事ができるっていいね。長く寝付かないで。笑って送ってもらえるのは最高だと思う。

そうして、今夜も夜更かしして、寝る午前2時。最近の定時。

これは大阪のじゃないけど、大阪つながりでビリケンさん



ヘッダー写真は、いつぞや行った南禅寺。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?