メダカのボス
階段の途中にある出窓。
そこには、この前までメダカの水槽があった。
メダカは11年前に知人にもらった。
その後、なーんにも世話しないのに、絶えなかった。
ホントにほったらかしで、ブクブクの空気の装置もなかったし、水が減ったら足して、エサも冬はあまりやらない。
藻で中が見えないくらいになっても、ちっちゃいのが泳いでいた。
メダカは確かに強い。死にそうになっても動いているのも見た。
でも、先日、ついに一匹もいなくなった。
ゴメンねとあやまる。
しばらく、そのままにしていたけど、意を決して片づけた。
出窓に何もないので、階段を上り下りするたびに、寂しい。
今年買ったホテイアオイは、そういう種類なのか、全然育たなかった。いつもの年は増えて増えて、そして花を咲かせていたのにな。
実は、我が家には、外にもう一つ大きな水槽がある。そっちが先で、家用に分けて、出窓に置いたのだ。
外ということもあって、もっとほったらかしだった。家にあるけど、「そこは自然界」みたいな扱いで裏口に置いてあった。
外の水槽も、だいぶ藻が増えてきて、全然中がみえない。一匹だけ、生き延びている大きいメダカがいた。
だって、中が見えないのだもの。わからないさ。「いないなあ」と思ったら「いた!」と生存確認すること、数回。一匹だけになって久しい。
こんな水では、さすがにもうダメかもしれないと思っていた。昨日見たら、なんと、そのボスを発見!
恐るべし、ボス!
がんばっている。
5センチは優にあるボス。メダカとは思えない。
(あまりに濁っているので、撮影不可)
今さら、水を全替えするのもなあ、と思っている。
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