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夕刊より~印象に残った記事

朝日新聞2023年7月28日(金)夕刊

 今日の夕刊に、気になった記事がたくさんありましたので、
久しぶりに「夕刊より」を書いてみようと思います。太字は見出しです。

①1面
「涙のラブレター」心も軽く
  放送作家・橋本さん、NSCで授業

 「NSC」のお笑い芸人の卵たちの前で、リスナーからの「ラブレター」を読む。手紙は涙を誘うものが多い。聞いていた人は、眼がうるうる。

 聞いた若手芸人も「手紙」を書く。荒海に出て行く前に自分を整理する。

 この「涙活」は様々な場所で行なわれている。

開催した病院理事長の話「看護師は人目につかず落ち込んでいる。泣いて元気になってほしいと考えました」


【私】
 涙を誘うラブレターというのも気持ちが揺さぶられると思うけど、
「涙を流す」こと自体に、浄化されたり元気になったりする効用があるのですよね。
時々聞きます。悲しいことがあった直後は泣けなかったけど、何かのきっかけで「やっと泣けた」と。

 泣かないといけない時がある。



②2面 
「リボルバー・リリー」に主演 綾瀬はるか
 アクション 願うは平和



 映画の紹介なのだけど、
今作の、底に流れているテーマは骨太の「戦争と平和」
主演の綾瀬はるかさんは広島出身。

  10年以上前から民放の報道番組で、
戦争体験者は被爆者に話を聞き、伝え続けているとのこと。

 綾瀬さん「記録として残し、伝えて、戦争を起こさないようにする、
  大切なことだと思っています」
  
【私】自分の言葉で話し、行動を続けていることに感服です。




③3面 
 斜影の森から 福島申二氏
  「獄中の歳月 遅れた正義と時間泥棒」


 冤罪事件について
  徳島ラジオ商殺し事件を丹念に調べた開高健。
今井正監督「真昼の暗黒」を紹介しながら、先日の袴田事件について言及。

  福島氏は元編集委員。
  
【私】どうなっているのかな、と本当に思う。



④4面 SPORTS
  「幼少期のトラウマ アスリート学生に影」
  「パフォーマンス低下と被虐待体験んの関連 本人は気がつかず」
  「耐えるものという思い込み今も 1人で抱えず相談して」



 【私】アスリートは弱いところを見せたくない、しんどいから助けてと言えないという特性が強いのだそうです。「頑張る」「きつい練習に耐える」ということをずっと期待されてきたのかもしれない。
 どんなときも、話を聞いてもらうことは大事なのだなあと思いました。




⑤4面 プロ野球スコアの余白
  中日と西武の間で、1対1のトレード
 「走魂」高松渡内野手が西武へ。


  50m5秒8の俊足。盗塁や、本塁への突入など期待される。

【私】選手のことをもっと知ったら、プロ野球もおもしろくなるかな。
   特にパ・リーグ。



⑥9面 
お寺 毎朝の言葉 1万の「いいね」
住職 門前のひとことをSNSに

 
お寺さんの掲示板に、よく言葉が書かれていますよね。
「あれって奥が深いなあ」と思うことがよくあります。

 大阪のお寺の住職さんが毎朝掲げ、SNSで発信しているそうです。
 フォロワーが12万人!
 わたしツイッターで見ています。流れてくる。
 
 ほぼ自作。自分に向けて書いているそうです。
だから説教くさくない。

例えば「正しい意見でも思いやりがなければ言われた人は傷つく」

 こんなふうに書いてくれると、「ああ、そうだなあ」と素直に思えますよね。
 

 最後に
 夕刊は、こんなふうに「読み物」としておもしろいです。
なくさないでほしいな。


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