第0話

 手品歴何年?と聞かれた際は、2016年1月を基準に答えるようにしています。
 Amazonの履歴でクロースアップマットを2015年の12月23日に注文しており、その後しばらくしてBICYCLEを購入した記憶があったので、計算しやすいように2016年1月を基準にしていました。
 実際にはもう少し前から始めていましたが、そのあたりも今後書いていきます。
 まずは本格的にマジックを始める前から振り返っていきたいと思います。

小学生時代


 僕が小学生のとき、ちょうどセロさんやドクターレオンさんがテレビでご活躍されており、頻繁にマジックの番組が組まれ、そのたびテレビにかぶりついてみていました。
 理科が好きで「なぜこうなっているのだろう」ということを考えるのが好きでしたが、どれだけ考えてもまったくわからないマジックを見るのがとても好きでした。 
 「すごーい」とテレビを見てはしゃいでる横で父親は「こんなもんヤラセにきまっとるやんしょうもない」と言っていましたが懲りずにずっとマジック番組があるたびに見ていました。
 もちろん種があると思っていましたが、未知の世界の存在にわくわくしていました。「もしかしたら魔法があるのかも」という気持ちもありました。(今でも思っています。少なくともDani DaOrtizは魔法を使っています。)
 メイプルストーリーは魔法使いを選んだり、遊戯王では魔法使いデッキを組んだり、ハリーポッターを何度も見返したりと魔法に対してあこがれがあったようにも思います。
 
 そんなこんなでマジックが好きになり、覚えたいと思い図書館で子供向けのマジックの本を借り、何個か覚えた記憶があります。
 母親と買い物に行くときも100円ショップなどに行った際はマジック道具をかごにいれていた記憶があります。
 友達の家に遊びに行った際に、友達の弟にハンカチを消し、取り出すマジックを見せた記憶が今でもあります。
 ただ、図書館で本を借りる以外に学ぶ方法がなかったのと、子供向けの本しか読んでおらず、体系的に学ぶことができなかったためか熱中することはありませんでした。

中学、高校前半時代


 中学生、高校生途中まではマジックにはまることはなく、番組があればたまに見ましたが、絶対に見るほどでもありませんでした。
 中学生の修学旅行の際にトランプを使って、小学生の頃に覚えた簡単なカード当てやセルフワーキングで4枚のAが出るマジックなどをやっていた記憶がありますが、その程度しかマジックにはまっていませんでした。
 とはいえ、中学生時代は遊戯王にドはまりしており、遊戯王カードをずっと触っていたり、初手の手札を仕込む方法を考えたり(実際にやっていませんが)とマジシャンらしいことはしていました。
 またSPECの一(ニノマエ)にあこがれ、指パッチンを覚えるなどなかなかの中二病を発症していました。(後遺症は残っています。)  あとなんか能力バトル系の漫画を描いていたりしました。

まとめ


 そんな感じでマジックは好きではありましたが、興味本位程度でしかマジックを覚えることはしませんでした。
 兵庫県の田舎出身で、前述したように親もマジックには興味がなかったため、生でパフォーマンスを見る機会がなかったのも大きな要因かもしれません。
 ただ、マジックを始める素質(?)は十分持っていたように思います。
 図書館にカードカレッジがあればまた変わった人生だったように思います。  

余談


 このnoteを書く前に自分にとってのマジックを考えた時期がありますが、マジックを始める前のマジックに対する感覚を思い出すことで、自分にとってのマジックが考えやすくなりました。
 子供のころに抱いていたマジックへのイメージはずっと残り続けているように思います。
 僕のマジックを見た方や、作品を読んでいただいた方であればなんとなく伝わるとは思います。

 あと第0話ってなんかかっこいいですよね
 

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