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『流通情報』限定公開

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弊所発行の隔月刊誌『流通情報』のコンテンツを紹介します。
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記事一覧

海外最新事情にみる小売業のデジタル活用の方向性

こんにちは。小売業のデジタル活用が世界的に進展しています。『流通情報』では、ヨーロッパ、アメリカ、中国の注目事例、成長戦略を分析し、日本の消費者に適した小売業のデジタル化の方向性を探っています。 ここでは、そのポイントを紹介します。 「海外最新事情にみる小売業のデジタル活用の方向性」のポイント欧米中における小売業のデジタル活用事例を紹介 [欧州]独Metro、伊Coop、英Ocado、Dark storeの事例 [米国]ロボット配送、BOPISの動向 [中国]WALMART

人生を駆動する欲望への接近

こんにちは。「人間が生きるためには、『金欲』『我欲』『開発欲』の駆動が必要条件、これは新しいマーケティングの基礎となる」。今回は、隔月刊『流通情報』の「視点」コーナーに掲載の論考を全文掲載します。 公益財団法人流通経済研究所 理事・名誉会長 株式会社コムテック22 代表取締役 上原 征彦 はじめに:本稿の位置づけ  最近、私は『欲望の生産性』(出版元:公益財団法人日本生産性本部)という本を上梓し、そこでは人間の欲望についての考察を試みている。本稿では、この私の著書の内容を

環境に配慮したイノベーション:流通業の脱炭素とサステナビリティの取り組み

こんにちは。企業経営において、利益の追求とともに重要視されるのが環境対応です。流通業界がこれから取り組むべき方向性について、グローバルな環境面や政策に関する基本的な情報やイノベーションの方向、流通企業における具体的な取り組み事例を紹介しているのが、『流通情報』2024年1月号です。 ここでは、そのポイントを紹介します。 「環境に配慮したイノベーション:流通業の脱炭素とサステナビリティの取り組み」のポイント⚫国内外の脱炭素政策を解説:脱炭素の取り組みが流通業の企業価値向上につ

ポストコロナの消費者行動

こんにちは。ここ数年で、私たちの生活や社会は大きな変化を経験しました。消費統計、消費者意識調査、消費者購買データ、人流データといったデータに基づくアプローチから、ポストコロナの消費者行動を分析し、解説しているのが、『流通情報』2023年11月号です。 ここでは、そのポイントを紹介します。 「ポストコロナの消費者行動」のポイント✔ 消費支出は概ね回復するも、カテゴリーによりばらつきあり  ~公的消費統計より ✔ 「買物習慣なし」層が増加する可能性  ~「ショッパー・マインド

食のサプライチェーンのDXサービス最前線

こんにちは。食のサプライチェーンで実際に活用されているサービスをご存じですか?『流通情報』2023年9月号では、新しい技術を活用したサービスにフォーカスして、食のサプライチェーンのDX 動向を解説しています。 ここでは、そのポイントを紹介します。 「食のサプライチェーンのDXサービス最前線」のポイント✔スマートフードチェーンプラットフォーム「ukabis(ウカビス)」 ✔需要予測型自動発注サービス「sinops(シノプス)」 ✔小売業・メーカー視点でみるリテールメディア

農産物物流の課題と対応~物流の2024年問題を考える~

こんにちは。2024年4月から適用されるトラックドライバーの時間外労働時間の上限規制は、「物流の2024年問題」として広く知られるようになりました。トラックドライバーにとっては働き方改革の実現につながる一方で、 物流業界にとっては、モノが運べなくなる事態が起きる可能性があります。 『流通情報』2023年7月号の特集「農産物物流の課題と対応」では、この問題に焦点をあてて、解決策を考えています。 「農産物物流の課題と対応」のポイント✔物流政策:農林水産省策定のガイドライン解説と

店舗DXの現状と近未来店舗[期間限定公開]

 こんにちは。Web2.0のイノベーションは、Amazonなどネット通販の成長に好影響を与えています。このような小売イノベーションは既存の小売ビジネスにも広がり、多くの小売企業がDX化に取り組み始めました。  『流通情報』2023年5月号のメインコンテンツは、「店舗DXの現状と近未来店舗」。デジタル投資を増やしつつある小売業の売場にスポットを当てました。 特集「店舗DXの現状と近未来店舗」のポイント✔店舗DXの現在地 ①お財布シェア測定 ~オムニチャネル・ショッパーを増や

小売業態構造変化の展望[期間限定公開]

こんにちは。3年にわたる新型コロナウイルス感染症の流行は、消費者の買い物行動に大きな変化をもたらしました。 ようやく行動制約が解除されつつあるなか、小売業態は今後どのように変化していくべきのでしょうか。  『流通情報』2023年3月号のメインコンテンツは、「小売業態構造変化の展望」。消費者サイドからの見方、小売業サイドからの見方から考えます。 特集「小売業態構造変化の展望」のポイント✔消費者サイド:コロナ下の消費者行動と、新たな需要創造の可能性 ①ネットショッピングの利用傾

物価上昇局面における消費と流通[期間限定公開]

こんにちは。食品やエネルギー価格の高騰によって物価上昇幅が拡大しています。企業は価格高騰による上昇分を価格転嫁して値上げをしたいところですが、消費者の財布のひもは固くなるばかりです。 『流通情報』2023年1月号のメインコンテンツは、「物価上昇局面における消費と流通」。物価高にまつわる5つの論考を掲載しています。 1.物価の動向 2.マヨネーズの値上げを例に価格弾力性分析と、値上げ後の特売反応 3.物価高騰に関する消費者意識についての実態調査 4.値上げに関する5つのマー

物流2024年問題に向けた流通業の対応とは~「特集にあたって」全文公開!(期間限定)

こんにちは。物流の2024年問題は、様々な業界に影響を及ぼす問題です。『流通情報』2022年11月号では、「物流2024年問題に向けた流通業の対応」を取り上げました。 ~物流の2024年問題とは。フィジカルインターネットとは。~ ここでは、「特集にあたって」を期間限定で全文公開いたします。 掲載論文4編の概要(サマリー)もあわせてご一読ください。 「物流2024年問題」とは  労働基準法の改正により、2024年4月からトラックドライバーの残業時間(時間外労働)に対し、初め