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スポーツ外傷・障害 評価101

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スポーツ外傷・障害の評価について、自分のやり方を書きました。学生や駆け出しのアスレティックトレーナーさん達の役に立てばと思います。
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2018年8月の記事一覧

スポーツ外傷・障害の評価 視診・触診編

こんにちは、でぐのぶ(@Degunobu)です! 前回の問診編に続いて今回は視診・触診編です。 視診で何を見ているか腫れや変色である炎症の5大兆候はもちろんですが、そこから一歩踏み込んでもう少し僕が観察するポイントをお伝えします。 ・変形 変形がある場合は骨折や脱臼が疑われるので、もうサイドラインやトレーナールームでは対処できず、病院に送る必要がある場合がほとんどです。 patellar fractureと画像検索すると明らかに異常事態が起こっている画像が見れます。

スポーツ外傷・障害の評価 問診編

こんにちは、でぐのぶ(@Degunobu)です! 前回の概論編に続いて、今回からは細かい内容を見ていきましょう。 問診とは本当に問診は重要で、僕の中ではぶっちゃけ問診だけでほとんど外傷・障害の評価は終わります。そのため問診編が一番長いです笑。 それだけ多くの情報を集めることができるのが問診になります。 問診ではありったけの情報を集めて、どんな怪我の可能性があるのかをまず考えます。評価は消去法なので、そこから削っていく感じですかね。 問診の基本は5W1Hです。(Why

スポーツ外傷・障害の評価 概論

こんにちは、でぐのぶ(@Degunobu)です! 最近はめっきりパーソナルトレーナーをしている私ですが、バックグラウンドの米国のアスレティックトレーナー(ATC)を生かして、外傷・障害の評価についての考えを紹介します。 概論、問診、視診・触診、可動域、スペシャルテスト、まとめ、と6項目に分けていこうと思うので、良ければ他の投稿も見ていただけると幸いです。 ※ここで注意というか大前提ですが、我々アスレティックトレーナーが行うのは評価であって、診断ではありません。 ここを