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【詩】声

時間を巻き戻す懐かしさ
沈黙は少しも気まずくない
文字にはない温もりが
耳をやわらかく包んだ

本心を打ち明けた後
ひとり笑って何かをごまかす
寄りかかってしまうな
今だけもう少しだけ

またねと言った
その後の静寂と共に
胸に残る声音が
さみしさから遠ざけてくれた

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