【詩】広島
石が焼ける臭いがした
八月
原爆ドームや資料館
鼓動が早くなる
平和の鐘を鳴らすと
ずっと胸に響く
夕暮れドームの見える河原で
言葉にならない気持ちを
何度も何度も巡らせていた
薄暗くなっても動けずに
川に架る橋の上
路面電車が行き交う
すっかり夜の帳が下りて
路面電車の窓明かり
流れるのを見てた
路面電車の窓明かり
流れるのを
見てた
石が焼ける臭いがした
八月
原爆ドームや資料館
鼓動が早くなる
平和の鐘を鳴らすと
ずっと胸に響く
夕暮れドームの見える河原で
言葉にならない気持ちを
何度も何度も巡らせていた
薄暗くなっても動けずに
川に架る橋の上
路面電車が行き交う
すっかり夜の帳が下りて
路面電車の窓明かり
流れるのを見てた
路面電車の窓明かり
流れるのを
見てた