しょう先生流学級開き
おはようございます。しょう先生です。
先生の皆さん、明日からいよいよ新年度がスタートですね。
ということで、今回は4月最初の子どもたちとの顔合わせ「学級開き」について書いていきます。
子どもに「すごい人」と思わせる
僕は学級開きで毎年していることあります。それはギターの弾き語り。
これをする大きなねらいは子どもたちに僕のことを「すごい人」だと思ってもらうこと。
大人でもそうですが、自分がすごいと思っている人の話はしっかり聞こうと思いますよね。
学級開きのタイミングで、子どもたちに「この先生はすごい人だ」と思ってもらうことで、その後の指導がしやすくなります。
なので、ぜひ自分の特技を学級開きで子どもたちに披露してみてください。
楽器でもいいし、バク転でもいいし、手品でも何でもいいです。
僕がかつてお世話になった大先輩は、学級開きで、クラスで一番でかくて強い男子と相撲をして、放り投げたそうです。
今やったら絶対アウトですが、子どもたちは「この先生には敵わない」と思ったことでしょう。
とにかく、学級開きでは、子どもたちから「すごい人」と思われることを目指してがんばってみてください。
1本の軸を示す
学級開きでは、子どもたちに「すごい人」と思わせることが最大のミッションではあるのですが、特技披露だけで終わらず、先生らしい話も少しはしておきましょう。
学級開きで話すべきことは「この1年の学級経営で絶対にぶらさない1本の軸」についてです。
僕だったら「この1年はとにかく元気に挨拶しよう」とか言います。
そして、それ以外は特に話さず、初日は終了します。
張り切ってたくさん伝えても、子どもたちは覚えきれません。シンプルなことを1つだけ伝えましょう。
僕が「元気に挨拶しよう」と言うのは、1日に何度もある挨拶を一つ一つ丁寧にできる人は何でもがんばれる気がするからです。特にデータはありません。
しかし、その「1本の軸」は、言ったからには1年を通してしつこく指導していくものなので、よく考えて決めてください。
また、学級開きで「人を傷つけることは絶対に許さない」などという禁止事項をいくつか示す先生がいますが、僕はなくてもいいかなと思っています。
低学年ならまだしも、高学年ならダメなことはよく分かっています。
斬新な禁止事項なら伝えるべきですが、子どもたちが心の中で「それぐらい分かってるよ」とつぶやくような当たり前のことなら、言う必要はありません。
もちろん、分かっていてもできないのが子どもなわけですが…
これから1年も一緒に過ごす子どもたちなので、こちらが伝えたいことを伝えるチャンスはいくらでもあります。
気負い過ぎずにいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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