【DeFimans独自インタビュー!】スピードと決断力の🌟Prompt Monsters🌟
DeFimansメンバーの山口公徳氏が、WEB3 x Entertainment Creative HackthonにてDMM賞を授賞されました!受賞されたゲームは「Prompt Monsters」というゲーム。これは、山口公徳氏とエンジニアのkeit氏が生み出したAIxブロックチェーンのゲームです。
今回DeFimansは、今注目されるPrompt Monstersの開発に至った背景や他のプロジェクトにはない強みなど紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
Prompt Monstersはどんなゲーム?実際にプレーしてみた!
Prompt Monstersでは、好きな言葉を入力をするとAIがオリジナルのモンスターを生成してくれます。そのモンスターを他のユーザーが作ったモンスターと戦わせるゲームです。
筆者も実際に「太陽」「熊」というキーワードでモンスターを生成してみました。
「ソラクマ」というモンスターが作り出されました!ソーラー+クマに由来しているのでしょうか、なんとも可愛らしいですね。実際に戦わせてみます。
負けてしまいました(泣)私のソラクマは大爆発によって一瞬で消されてしまったようです・・・(+_+)
それでは気を取り直して、インタビューに移っていきます!
ゲームを作るに至った背景・きっかけ
きっかけは「うみがめのスープのような、ストーリーに沿ってやる水平思考ゲームをchatGPTでやった」ことだとkeitさんは話します。AIのchatGPTに問題を解かせたところ、回答まで導きだせたそう。それをヒントにして、なんとなくchatGPTにゲームを応用してみようと思ったことから始まった企画のようです!
モンスターに至った理由は?
山口氏:まずGenerativeな形式にした背景は、既存のカードゲームなどでは運営側が決めていた強さやスキルをプロンプトで変更可能にしてユーザー主導で作れれば、可能性が無限に広がるのではないかと思いました。
小さいころに自分が作ったモンスター同士で戦う、という遊びも本ゲームのアイデアになったようです。筆者も、小学生くらいの頃にオリジナルのポケモンを妄想したことを思い起こしました。自分で自由にモンスターでゲームができるって、夢が広がりますね。
また、「完全に自分で作ると制限が無くなるので、AIで制御させる」ことでゲーム性を担保。AIの特徴を上手く活用されています!
ETH ハッカソン出場したときのプロセスは?
実はWEB3 x Entertainment Creative Hackthonの前に、お二人はETH Global Tokyoのハッカソンにも出場されていました。その時のお話をお伺いしました。
「Prompt Monsters自体の構想はしていた」と山口氏。「ただ、グローバルイベントには出たことがなく、出たいねという話は以前からしていました。」
なんとPrompt Monstersは「土曜日に昼12時から作り始めて、翌日の4時にできたプロダクト。虎ノ門に寝泊まりして作った。」とのことです。スピード感と実行力が垣間見えます!周りには「金曜日から日曜日まで缶詰の人もいた」とkeit氏は笑ってお話していました。
ETHハッカソンは、環境としてはどうだった?
「時間が縛られている点が良かった」とkeit氏。「(ゲーム内ではまだ)不正も沢山できる可能性が否めなかったが、最短で骨子を作る」という観点で、自分が実現したいことに最大限に注力することができたそう。
keit氏「機能の不安な点をそぎおとす所に意識が向くので、最低限で作るという意味ではいい環境でした。」
山口氏「30%でもいいから、プロダクトを完成させることに意義があります。手元にプロダクトがあると、そこから会話が生まれ、人が集まり、チャンスが広がる事を実感しました。」
ちなみに・・DeFimansメンバーがETH Globalに参加した時のレポートも公開しているので、ぜひこちらの記事もご覧ください!
どのようにしてパートナーを集めたの?
Prompt Monstersは、MCH株式会社とAiHUBの二企業と事業連携しています。パートナー様とはどのようにして出会ったのでしょうか?
まずMCHさんは、「偶然MCH様と話す機会を頂き、AIに興味を持っていることが判明して」Prompt Monstersに興味を持っていただけて、グラントを出して貰うに至ったようです。
AiHUBさんも、縁をもとに事業提携に至り、Prompt MonstersのWebページをAIによってデザインしてもらったり、AIモデルのチューニングをしてもらったとのことでした。
「BCGゲーム作りたい」という世の中の人へ一言!
山口氏「30%でもいいから、プロダクトを作ってみること」
山口氏はこれまでにゲームを製作した経験は殆どなかったようです。「ただゲームが好きな人間だった」とお話されています。最近のブロックチェーンゲームは、お金稼ぎ→開発という流れになっていることが多く、既に「遊べるというだけで価値がある評価された」とのこと。「NFTを事前に販売すること」に重きを置くのではなく、「ちゃんと遊べる状態であることが大切」だそうです。
確かに、NFTのプレセールだけ済ませてリリースをひたすら後ろ倒しにしているブロックチェーンゲームって沢山ありますよね。ここにPrompt Monstersへの信頼性や期待感が生まれているのだと実感しました。
keit氏「BCGの良いところはコラボレーションの可能性!是非コラボしましょう!」
「ブロックチェーンの誰でも検証可能という特徴によって、従来のWeb2側と比較してコラボレーションがしやすいことを述べていただきました。実際に、Prompt Monstersでも「MCHCというトークンをつかえるようにしているが、これは他のゲーム内通貨が使えるという状況」で、従来型のゲームでは互換性など、大変難しいことでした。
業界を盛り上げようという志の方は、ぜひコラボレーションの可能性も考えてみては?
インタビューありがとうございました!
山口氏、keit氏、今回は貴重なお時間をいただいてインタビューにご協力いただいて、ありがとうございました。
山口氏は、Shinwa ARTEX主催の「0から始める、web3講座」にも講師として登壇されます!
NFTの仕組みを実際に手を動かして理解することに重きを置いて、「意外にも簡単に購入・発行出来ることを体感」してもらい、「開発とか、プレーをする上での可能性について考える機会になってほしい。」そういった思いから講座を開いていただきます。
ご興味のある方は是非、以下のサイトをご覧ください!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
(インタビュー:山口氏,keit氏、文:いくら)
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