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DIYの市民講座講師の仕事 ”猫グッズでDIY講座プロジェクト①”

 ”市民講座の講師をお願いしたい”との依頼を受け、全くDIYをやったことがない人にも作れるような課題を製作することになりました。材料予算は5000円、4時間の製作時間で組めるもの…
・・・話し合いの結果、猫グッズがいいということになり、開発することにしました。


1.課題向きの製作物の前提条件

電動工具にはリスクが伴う悩ましい問題
  • 作る物を2種類から選べる

  • 材料費は5000円

  • 普及しているツーバイ材を使う

  • 丸ノコなどの危険工具はなるべく使わない

  • 不慣れな人も4時間で完成させることが可能であること

  • 製作作業の遅い

  • 早いの差を緩衝できる工程

 このような条件の中で作れるものは、ゼロからだと厳しいと判断しました。本来であればDIYは ”材料の選別→材料調達→材料素材への墨出し→切り出し加工→組立て→仕上げ” という工程をたどります。
 しかし、限られた時間の中でどれかに的を絞ることにしました。

2.組立て工程に全振り!他工程は資料学習で…

図工は楽しかった子供時代…

 「大工がいらない社会を作りたい。」こんな野心を持つ僕は、DIYの楽しさを知ってもらう事が先決だと思っています。墨出しや切り出し加工は地味で、難易度が高く、工具もたくさん必要です。ゼロからやると一気に難易度が跳ね上がるのは事実です。
 そこで、小学校の図工のイメージで、難しいところは教科書学習にし、製作キット状態の物を”組み立てる工程”に全振りすることにしました。製作が早い人は仕上げの工程に進んでもらい、遅い人はサポートしながら最低限組立て作業は完成させるようにする・・・実力差も緩衝しやすい、工具も最低限で済む、そんな目論見です。

3.課題決定!

猫が喜べば飼い主も喜ぶ

 専門員の方に頂いたアドバイスをもとに決定した課題が「キャットタワー&キャットウォーク」です!猫愛好家にとってはたまらない課題です。どちらも買おうと思うとけっこう高価なものなので、自作の需要はありそうです。

終わりに

猫が喜ぶ爪とぎが象徴的なキャットタワー

 というわけで、次回は実際に課題のキャットタワーを作ってみた話題を書いていきます。
 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


以下、事項紹介記事↓


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