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本を読むということ

本は基本的に電子書籍で読みます。一昨年まではSONYのReader、今はAmazonのKindleがメイン端末です。スマホやタブレットは原則使いません。液晶画面は目がくたびれるので読書には不向きだと思っています。専用端末は電子ペーパーディスプレイという、液晶とは異なる画面を使っています。これは紙とほぼ変わらない感覚で読むことが出来ます。

最近は視力が落ち、文庫本や岩波新書の文字はつらいです。文字が読みづらいと読書そのものの意欲が減退します。その点電子書籍は(一部の例外を除いて)文字が拡大できるのでこれが何よりのメリット。

何百冊買っても場所をとらないのも魅力ですね。SONYの端末には約300冊、Kindleには約100冊の書籍(コミックだけはタブレットで読みます)が入ってるけど、当然ながら重さは一グラムも増えてません。デメリットは「古本」が買えない。読んだ本を貸せない、譲れないところですね。端末ごと貸せばいいのですが、そう簡単ではありません。

あとこれは著者から直接聞いたのですが印税の入り方が違うんだそうです。紙の本は初版○部となれば○部分の印税が入ります。売れるかどうかは関係ありません(もちろん売れれば重版出来ということになります)。対して電子版は一冊売れるごとにいくら、という形で印税が入るのだそう。著者としては「出来れば紙の本を買って欲しい」というのが偽らざる本音らしいです。

本を読むのは娯楽です。ですが(単純に嗜好の問題として)「物語」はあまり読みません。ここ10年ぐらいで読んだのは「守り人」シリーズだけかな?(あれは夢中になって一気読みしました)ほとんどがルポルタージュや学問系の本です。

具体的には歴史、地学、社会、政治、宗教等々ですね。「知ること」が楽しみなんだと思います。ちょっと気取って言えば、自分(たち)が何者で、どこから来てどこへ行くのか。それを知りたいという欲望でしょうか? いわゆる実学(ハウツー)本は読みません。「読書は娯楽」というのはそういう意味でもあります。

つい最近TwitterやFBで好きな本を紹介して友人にリレーしていくのが流行りましたね。チェーンメールみたいなのが好きではないので回ってきたのを断ち切ってしまったのですが、好きな本を紹介したくなる気持ちは分かります。Twitterでは基本的に新たに読んだ本のことしか呟きませんが、ここでは昔読んだ本についても語っていけたらなと思ってます。

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