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アイデアソンを2時間で? やり方と失敗しないための注意点

こんにちは、Deep4Driveです!

先日、モビリティをテーマにアイデアソンを開いてみました。

アイデアソンとは、Idea(アイデア)×Marathon(マラソン)の造語で、アイデアを出し、まとめ、発表し、その出来を競うイベントです。今回モビリティをテーマに、2時間で行いました!

結果、新規プロジェクト案として2つ選出。そのやり方をご紹介します!


2時間アイデアソンのやり方

まずは概要設定。こちらは既にまとまってるものがあります。

▼ アイデアソンのルール
・2〜4人でチームを作る。
・解決したい課題をテーマにする。
・解決策のアイデア出し&プレゼン資料を作成する(1時間でやる)
・参加者全員で多数決or審査員が優勝チームを決める。
(「社内アイデアソンのはじめかた」より)

1チーム3~4人がベストかな。5人を超えるとチームの統制が難しくなります。短時間なので、ここ重要。

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▼時間配分
事前案内・解説(20分)
アイデア出し・プレゼン作成(1時間)
発表(5分×チーム数[4~6チーム])

アイデア出しとプレゼン準備は1時間で。この短さが難しいところ。同時にアイデアを無理矢理出すことになるポイントでもあります。

残りの1時間は事前案内、解説、そして発表、あとはバッファーのため。1チーム5分までの発表。2分ほど質疑応答の時間を設けるのもありです。


▼テーマ設定の工夫
・事前にある程度絞る
・しかし絞りすぎない

ここが一番大変。

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まず多くの方が思うのが、
「新規事業・プロジェクトに繋げたい!」
ですよね。だから自分達の事業内容等を振り返り、そのままテーマにしがちです。しかしそれだとテーマが広い、広すぎる…。

例えば私たちも当初「モビリティ」をテーマに考えていました。
ただモビリティと言っても、あまりに壮大すぎるものが出てきても大変やなあ…となり、
『モビリティの未来を、オープンイノベーションで』
をテーマに。

4時間のアイデアソンとかだとこれくらいで全然良いんですが、今回は短時間でしたい。だから参加者が不要にアイデア出しで滞らないようにしたい。

というのも、当日アイデア出しで困るのは、

アイデア出しで困るポイント:
(1) まずどこから話し出すか迷う
(2) 考えるための知識が足りていない
(3) そもそも普段考えてない/考えててもアイデアソンスタート時に忘れてる

ではないでしょうか。
そこで、アイデアソン開催前日に、参加者にヒントを投げかけることにしました。例えば、

・「クルマを自動運転にしなくても、事故をゼロにできる斬新なアイディアとは?」
・「空港に到着した観光客へ、移動中にワクワクを提供できないか?」

みたいに。
ポイントは、「疑問形」。参加者に質問を投げかけるのです。
狙いは2つ。
・考えるきっかけ、ヒントを与え、当日話し出しやすくするため。
・アイデアソン開始までに一度自分の頭の中で具体的に考えることで、当日にアイデアのきっかけを増やすため。

テーマを絞って発想を制限するよりも、発想のきっかけを増やそうぜってことです。


▼準備物
・付箋(1チーム1束)
・紙/画用紙(1チーム5~10枚)
・油性ペン(人数分)
・(ホワイトボード)
・(パソコン)
・(エナジードリンク)
・(酒)

アイデアを出すために必要なのは、記録する場所。付箋、画用紙、油性ペンは、できれば無制限で貸し出したい。(私達は1チーム2枚しか画用紙を出せなかったのですが、案の定参加者から指摘が…ごめんなさい。)

ホワイトボードがあればなお扱いやすいですが、まあ紙とペンで十分。

また、パソコンも正直不要。たいていスマホ持ってるから必要なら検索できるし、そもそもだらだら調べる余裕もないはず。プレゼンだって、綺麗なスライド作る必要ないんだから、意外と必須ではありません。アイデアを書き出した付箋を壁にはりつけ発表、紙に貼りだし、追記して発表…それでも十分伝わります。

エナジードリンクとお酒は、あると喜ばれます。歓喜はアイデアの源。酔いは思考の壁をぶち破る。泥酔は風紀と法の壁をぶち壊す。(運営としては注意です。)


▼参加者管理
Google Form
PassMarket
Peatrix
connpass

PassMarketなんかでも、無料イベントなら手数料ゼロです。当日QRコードでピッてするだけで参加者出欠管理できるので、基本導入すべし!

イベント紹介・申し込みページ例:
https://connpass.com/event/155246/
(今回は実際の出欠自体はGoogle Formでしました。)

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(会場の写真。オシャレでリラックスした空間も、アイデアを出すには重要だったりする。)

▼運営当日の注意
①チーム毎で事前交流時間はほしい
②タイムキーパーは必要
③発表アイデアの数を制限しない
④投票する場合はスマホで完結
⑤アイデアを発表して終わりにしない

最後に当日の注意点を。一つづつ見ていきましょう。

①チーム毎で事前交流時間はほしい
やっぱりちょっと打ち解けた方が、話しやすいです。アイデアはリラックスした方が出やすいです。できれば事前アクティビティを5~10分程度組み込みたい。

②タイムキーパーは必要
時間計測しないと、だらだらと時間は過ぎます。

③発表アイデアの数を制限しない
アイデアの出来を競うイベントではありますが、別に1チーム1アイデア、みたいにする必要ないですよね。発表時間だけ与え、後は各チームに任せてみてもいいです。
ちなみに、当日試しに各チーム発表は1~3個くらいかなあって言ってみたのですが、全チームきっちり3つアイデアを発表してました。事前の言動がいかに参加者の思考へ影響を与えるか、気にしましょう。笑

④投票する場合はスマホで完結
参加者の多数決で決める場合は、スマートにストレスなく済ませたいところ。スマホで完結させるべしです。
方法としては、
4-1 QRコードからアクセス(例:https://tasuketsu.com/)
4-2 LINE Group(or OpenChat)で投票

他あれば教えてください…!笑
(一人あたりの投票数は、規模により変更。)

⑤アイデアを発表して終わりにしない
アイデアソンでは最後、良いアイデアを採択して、事業化なり社内検討なりに進むと思います。が、1位のアイデアだけが良い、というわけではありません。他アイデアが1位のアイデアを引き立たせることだってあります。


▼その他追記事項:

・参加者投票にするか、運営が上から決めるかは、そのイベントの質次第です。ちなみに私たちは両賞準備しました。
・採択チームには栄誉を。シャンパン、スパークリングワイン、ケーキ、ギフトカード、その他テーマに合ったグッズ…。用意すると喜んでいただけます。
・noteでもPR。たった2週間のPRしかしてませんが、なんとフォロワーでもない方が私たちのnoteから見てきてくれました…!嬉しい!踊っちゃう!
あとは各種SNS、自メディア、他媒体への掲載、イベント情報サイト(conpass等)…等々、思いつく限り紹介すべしです!
・基本は無料。しかし私たちは有料で行いました。(まだ個人運営で事前投資できるお金が少なかったのと、懇親会同時開催も含めたので。)
参加者さえ集まれば、逆に参加者の質やモチベーションは高くなります。でもその前に人が集まらないので、普通は無料で開催すべきですね。笑


以上、2時間アイデアソンのやり方でした。皆さんも良質なアイデアソンを開けますように!
次回は実際の当日の様子をレポします! 

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私たちはモビリティ分野でのオープンイノベーションを通じ、技術者を育成するコミュニティです。自動運転レースへの挑戦や、JR東日本様等との共同プロジェクト、新規価値創造等を行っています! モビリティに関するイベントも適宜開催中!

いつもありがとうございます😊
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技術の進歩によりモビリティに大きな変革が起きている昨今、企業・大学・ビジネスの枠を超えた自由な発想こそがモビリティの新しい付加価値を創造するのでは。 「モビリティの未来を、オープンイノベーションで」を理念に、50名以上のエンジニアと共に、複数プロジェクトを実行しています。
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