5/6 日経新聞記事Picks

おはようございます、コンサル新生児です。

GWという幻が儚く消え去ろうとしていますね。。
本日休みの人はきちんと爆発して下さい。
しかし、闇があるから光がある、そう信じて仕事をがn…ごにょごにょ

本日も日経新聞朝刊の記事をPick Upしていきます!

【本日Pick Upした記事】
●郵船の経常益、1兆円規模に 前期、国内海運で最高(P.1)
●FOMC 政策金利の誘導目標決定(P.3 総合・経済)
●旭化成、営業益2割増 EV電池部材伸びる(P.7 ビジネス)

●郵船の経常益、1兆円規模に 前期、国内海運で最高(P.1)
<Fact>
・日本郵船の22年3月期の連結経常利益が1兆円規模となった
・期初時点の予想は1,400億円、2月時点の予想は前期比4.3倍の9,300億円だったがさらに上振れした

<理由>
・同社が38%出資し、他に商船三井・川崎汽船の3社が共同出資するコンテナ船事業会社(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)の業績が想定よりも好調
・国際的なコンテナ船運賃指標が09年以来最高値を更新しており、利益押上げに貢献したか

<所感>
・いくらコンテナ船事業が好調とはいえ、期初時点で1,400億円の着地見込みだった経常利益が1兆円規模まで上振れするのは驚異的
・為替や燃料費、カントリーリスク等の外部影響が大きいと想定するが、これだけ増益となった理由をもう少し具に調査してみたいと思う

●FOMC 政策金利の誘導目標決定(P.3 総合・経済)
<Fact>
・FRBが開催する米国金融政策を決める最高意思決定機関のFOMCが、22年5月に0.5%の利上げと量的引き締め(QT)開始を決定
・22年3月にはフェデラルファンド金利の誘導目標を0.25%引き上げ、ゼロ金利政策を2年振りに解除していた

<理由>
・物価の過剰な高騰を抑えるため
・米国は日本と違い景気自体も上向きであり、多少の引き締めを許容できる水準であるため

<所感>
・市場経済を冷やすことにはなるが、本来の市場介入の形としては(論理的には)正しいと想定する
・翻って日本を見たときに、全く引き締めの策を取れない状況というのも問題
・物価高騰がコストプッシュ型で起こっており価値を高められていないことが問題。またコストプッシュ型であるが故に給与へ配分することが難しいのも景気が上向かない原因
・やはり価値を高めること、生み出すことが何よりも重要で、正のサイクルを回していくための重要なファクターと思われる

●旭化成、営業益2割増 EV電池部材伸びる
<Fact>
・同社の22年3月期の連結営業利益が前期比2割増の2,000億円であった(従来予想は2,131億円)
・過去最高益に迫る利益を確保した
・売上高は約2割増の2兆4,500億円程度とほぼ見込み通り、19年3月期を上回り過去最高を3年ぶりに更新

<理由>
・コロナ禍で低調だった自動車部品が持ち直し
・EV向けの電池部材が好調だった
 - 電池の主要部材であるセパレーターに関して同社は世界シェア2位と競争力あり

<所感>
・EV電池部材が好調という点においても、脱炭素に関連する需要をキャッチできる企業は今後しばらくは強いと想定される
・一方で、トップラインが順調に伸びていても原材料高の影響を受けて業績予想を下回ってしまったということからも、やはり外部環境の影響によるコスト高は深刻な問題
・製造業である以上やむを得ない部分も多いが、外部環境のリスクを最小限に抑えられる努力が重要(具体的に今の原料高に対して影響を低減できる手段が思いつきませんが。。)

明日も引き続き書いていきたいと思います!

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