人生のうまみ
中学生の時、アンジェラアキの『拝啓15の君へ』を聴きながら、二十歳の自分に向けて手紙を書いたことを覚えている。
あの頃、将来のことなんてわからないなりにどうなっているんだろう、どうなっていたいんだろうと楽しみよりも不安いっぱいで手紙を書いていたと思う。
今日たまたまみたバラエティー番組
『考えすぎちゃん』で視聴者のお悩みに応えるコーナーがあり、そこに寄せられたお悩みが、中学生の頃に、未来の自分に宛てて書いた手紙が出てきたけど、あの頃思い描いていた自分とはまったく違う。過去の自分にこんな姿見せられない。とのことだった。
それを聞いた時に、逆に中学背の頃に思い描いていた通りの人生を歩んでいたとして、それって楽しいのか?そんなに素晴らしいことなのか?と思ってしまった自分がいた。
想像もしていなかった自分、予想外の選択、ハプニング、それらすべてが人生の旨みであり、想像通りにはうまく行かないところが愛おしいというか、ああ生きてるな〜。という気持ちになる。
もうすぐ一年も終わり。今年は異動、引越し、で環境がガラッと変わり、付き合う人も変わり、生活が変わった。
こんな一年になるなんて想像してなかった。
だから生きるって楽しいのではなかろうか。
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