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【Weのがっこうレポート】0期最終回:わたしたちのウェルビーイング

こんにちは。Weのがっこう0期生の三浦真央子です。

先日12/10に、Weのがっこう0期、全10回のオンラインセッションが終了しました。(各回の振り返りはまた追って掲載させていただきます!)

最終リフレクションとしての今回は、参加者それぞれの3ヶ月を振り返りながら、あらためて「わたしたちのウェルビーイング」について、そしてこれからのアクションについて、対話を繰り返しました。


チェックイン

全セッションを振り返って。参加当初に立てた問いが、どう変化したか?どんなポイントが理由だったか?を軸に話し合いました。参加者それぞれのコメントを拾って記載しています。

はじめの問いは。そもそも、どうして参加した?

・自分と地球の関係性を捉え直したかった。
・SDGsがどうしてもトレンド的にしか思えなかった。ワードが一人歩きしていることににモヤモヤしていた。
・次世代が幸福に生きられるにはどうすればいいのかなって考えてた。
・働いて生きることと、今の地球や社会をつなげて考えられるようになりたかった

Weのがっこうを通して、どう変わった?

・大げさじゃなく、ガラッと生まれ変わった。マトリックスで言ったら、NEOになった
・思っている以上に私たちは「わたしたち」だった。「わたしたち」という言葉の意味が変わった、クリアになった
・自分たちのもろさ、弱さを自覚した。そのことをかなしみ、=愛したいと思った
・環境のことを考えようとしたら、セッションを経るにつれて、自分たちがどう生きるかということ、ウェルビーイングとは?という問いに帰結した

などなど…。それぞれ思うところが溢れにあふれ、チームみんなで「いやいや時間足りないよ〜!!」と笑いながら、次のワークへ。


「わたし(たち)のウェルビーイング」は。

次は、「わたし(たち)のウェルビーイング」を表現するコラージュをmiroで各々作成しました。


多角的に宇宙を見つめるひと、ビッグバンが起きている人、自然とテクノロジーの表裏一体を表現する人、土や他種にフォーカスを当てる人。

これを踏まえ、ひとりひとりが
・あなたにとっての「わたし(たち)ウェルビーイング」=よきあり方のポイントは?
・これからやってみたい実験は?それはなぜ?
をまとめ、これからのアクションについて、全員発表していきました。
以下、ちょっと長くなるのですが、全員分の3ヶ月の気づきがぎっしり詰まっています。ぜひ読んでみてください。

「よきあり方」。それぞれが重視することは何?

・自分の思う「よき未来」や、自分の与えたい影響の自覚を人と話しあうこと。共有できる仲間と一緒に向き合うことで、大きな責任に向き合う大変さに負けないように自分の心の健康を保ちながら前にすすむこと。
・今、自分は、社会は、ありたい姿かな?気持ちよく過ごせているかな?と問い続けること。感性の扉をノックし続けること。
・目の前のあなた(人間以外も含む)が幸せ、健やかであること。共生であること。
・その時々の時代の文化や価値観によってウェルビーイングは変化していくもの。よき対話をし続けること
・「わたし/自己」とも違う「ある/ただの人」の存在の次元に意識を拡張していける、その回路を持つこと。この世界にある以上、やはり身体がよりどころ。身体感覚の拡張、Xセンスを磨くこと!
・触れること
わからなさ、未知をたゆたうこと
・「ともに感
・今を生きるそれぞれのいのちが、それぞれのいのちをまっとうすること(できること、得意なこと、弱さ、得てきたこと、感じること、祈り、願い、やりたいこと、やりたくないこと、未来への遺志の多様さが未来をつくる)、それを受容して、バトンをつないでいくこと
・人間として与えられた能力をいかすこと(ロゴスを使う、身体性、想像力、ケア)

どんなアクションにしていく?

・会社のひとたちと日常的に未来を語る習慣をつくる
・参加者全員へのインタビューをする。ワードクラウド化したい!
・感じる力を思い出せ!
・ここにいるみんなのことを世界に知らしめたい!
・weのがっこう next round!
・「人間であることを忘れる料理教室」を開催したい
・様々な時間軸で自分の作るテクノロジーの価値を問う
・想像力と身体感覚の開拓
・時間的・空間的に離れた存在を「聴く」
・身体からのメッセージを聞き、対話をする時間を毎日取る。
・自分の一番弱い声、かなしみの声に耳を傾ける=直観?
・感謝すること。I kin yeを実践する。
・対話する。家族と、友達と、周りの人と。つらかったこととか、それぞれの人生のことから。
・自分たちの身体感覚をもっと聞いていく。
・今この時代を語り残すオンラインミュージアム
・100年経っても成長し続ける神社、メタバース神社、思考実験の場をつくりたい
・ワークショップを企画して、体験のデザインに挑戦してみたい。

…などなど…
上記、たくさん書きましたが、これでも一部でした。また今度あつまって話そうよ〜!と盛り上がり、話し足りない一同でした。
それぞれの日々の中で、次のアクションがどんどん発酵して、かたちになっていくのだと思います。

〜〜〜〜

さいごに

みんなの発表を聞いている中で、ある参加者さんの言葉が心に残っていて、ついメモしてしまったことば。

「環境とか、地球とかのことを考えるとか、社会ではポジションのためのトークにされがちだけど、ここ(Weのがっこう)ではそうじゃなくて。過去も未来も自然も人間も考えながら、結局、自分という存在がどう存在するか、にひたすら向き合う時間だった。それが、本当によかった。」

Weのがっこうで共にした3ヶ月は、ただのオンラインセッションや、ただのワークショップではありませんでした。

途方もなくなるほど広大な「わたしたち」について、今ここに存在する「わたし」から考え、それぞれの視点を楽しみながら共有する場。小さいけど強い種を心に投げ入れていくような、そんな感覚。

ここでは、偶然集まった、年代も性別も生業もばらばらなわたしたちが、環境や気候やさまざまな社会課題の議論には決してとどまらず、いつだって「わたしたち」がどう生きるかについて心からの対話を繰り返していました。濃厚な、3ヶ月でした。この時間は、間違いなくそれぞれの人生を変えたと思います。

そして、最後に。オンラインでしか会ったことがない人がほとんどなのに、これほどの連帯感、話しやすさ、やろうやろう!という希望的なムードを作り上げてくれた運営のふーみん(川地真史)さん、ぺき(田島瑞希)さんには、感謝してもし切れません。


「最終回」と言いつつ、終わった感じが全くないです。むしろ始まったんだと思います。

これからもわたしたちの活動を、お楽しみに。

ありがとうございました!!!


書いた人:三浦真央子(@maokomiura

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