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DeepApexのコンサルタントに求めること

DeepApex(ディープエイペックス)では、『情シスフォース』という情シス向けのコンサルティングサービスを提供しています。

コンサルティングサービスは、昨今増えており、種類は様々です。DeepApexでは、「コーポレートITコンサルタント」と名乗っています。

情シスのことをコーポレートITというので、コーポレートITのコンサルタントで「コーポレートITコンサルタント」です。

また、コンサルタントは、エンジニアと違って求められる要件が不明瞭です。エンジニアであれば、Java経験3年だったり、フロントエンドエンジニアかサーバサイドエンジニアといったように区分けすることも可能です。一方でコンサルタントは可視化される能力が少ないです。

そのため、DeepApexで求められるコンサルタントの要件を志向、ソフトスキル、ハードスキルの3つに分けて紹介していきます。

(※本要件は、入社時にすべて満たしている必要はありません。入社後に要件を満たせるように努力してもらう内容です。また、本要件に向いていないからといって他社や他のコンサルタントに向いていないというわけではありません。)

DeepApexのコンサルタントに求める志向性

志向とは、心構えや気持ちの部分です。気持ちが乗らないとやりたくないと思うことは日常生活においても多々あると思います。

志向について、対比を用いて説明していきます。

会社としては、まだ設立から浅く、守りや安定に入るわけにはいきません。個々人が成長し、かつ新しいことであっても果敢に挑戦することで個人も会社も強く有りたいと思っています。主体性も同じです。各個人が主体性を持って動くことを重視しています。

働き方で言えば、チームワークを求めることが多いです。個人の力を重視して一点突破していくよりは、チームで高め合いながら仕事をしていきます。ただし、和気藹々というわけではなく、必要な議論を実施していくチームワークを重視しています。

情シス向けのコンサルタントということで、合理性とゼネラリストを求めています。法人向けビジネスでは合理的な部分が非常に重要です。特に情シスはバックオフィスに属するため、特に合理性が求められます。また、情シスは業務範囲が非常に広いため、全体的に網羅できるゼネラリストを目指してほしいと思っています。ただし、スペシャリストが悪いというわけではなく、ゼネラリストとして網羅しつつ、特定の領域に関して、例えばセキュリティといった領域に専門性を持ちたいという方が志向性があっていると思います。

最後に、「ITだけに詳しくなりたい」という人が向いていない理由は、我々はITを手段と認識しているからです。ITは、ビジネスを成長させるための手段だと思っています。ITだけをやっている人にありがちなのが、目的のないIT導入です。「何のためにやるんだっけ」というのを発生させないため、クライアントのビジネスに興味を持ち、理解をし、理想を考え、ITによる提案を行うことを求めています。

DeepApexのコンサルタントに求めるソフトスキル

ソフトスキルとは、仕事を進める上での対人関係スキルのことです。性格的特徴とも言われることがありますが、DeepApexでは訓練等で身につけられる後天的スキルをあげています。

報連相の徹底

DeepApexでは、タスクの進捗状況や問題の発生など、非常に細かく報連相を行います。報連相は、報連相することが目的ではありません。報連相は、相手を不安にさせないコミュケーション能力の一つです。仕事とは、結果だけを出せば評価されるわけではありません。過程もまた評価の対象になることが多くあります。期日まで1回も連絡なく完了した人と期日までこまめに連絡を取り、完了した人では、同じ完了したという結果を出しても後者の方が評価されることが多々あります。報連相は、基礎ですがやるだけで評価が上がる魔法のコミュニケーション手段です。そのため、まず徹底して、最初はとにかくどんな事象でも報連相することを意識してもらいます。

日本語を正しく書き、構造的に整理できる能力

コンサルタントは、資料を作ったり、会議で説明や議論、ファシリテーションをする仕事です。相手にわかりやすく伝える必要があるとも言えます。また、専門知識に差がある相手にわかりやすく伝える必要があります。ITコンサルタントは、当然ITのプロフェッショナルですからクライアントよりも専門知識を有しています。専門的な内容を噛み砕いて伝えて、場合によっては莫大な費用を決裁して貰う必要があります。

そのためには正しく日本語を使える必要があります。主語は何なのか。「てにをは」は正しいのか。受動態なのか、能動態なのか。等正しく日本語を使える必要があります。正しく日本語が使えたら、次は構造化です。伝える相手と前提は合っているか。目的を明確に提示しているか。内容はMECE(抜け漏れダブりなく)に整理できているかといったことが必要となります。

DeepApexのコンサルタントに求めるハードスキル

応用情報技術者レベルのIT基礎知識

資格を持っていることが重要ではなく、IT基礎知識の把握および理解していることが重要です。すべての内容に関して理解するのは当然難しいことですが、一度でも聞いたことある、勉強したことがあるというのは重要です。ITの世界は新しいものが常に出ています。すべてのベースとなる知識を抑えておくことで、新しいモノへの理解も早まると思っています。

基礎ができないとコンサルタントとして価値は提供できないと考えています。

システム開発経験2年以上

DeepApexでは、コンサルタントに開発経験を求めています。世の中の総合コンサルやITコンサルでは開発経験を求めない場合も多くあります。もちろん、業務としてプログラムを書くことがないというのがあります。DeepApexでもプログラムを書くことは少ないですが、開発経験を求めます。その理由は、システムを自分で作ったことないとシステムの動きを想像することができません。PCの不具合や何かのツール調査一つとってもシステムを作ったことあるか、ないかで調査の精度が大きく変わります。

まとめ

DeepApexでは、基礎能力を徹底して磨くことを重視しています。それは再現性があるからです。訓練すれば誰にでもできることで、かつクライアントに喜ばれる仕事をすることができます。仕事には厳しく、熱量を持った方と一緒に働ければと思っています。現時点でもすべて満たしていなくても、スキルアップしたいと思える方も募集しています。


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