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貧困都市・守口市に残された歴史遺産、豊臣秀吉が作った土手道「文禄堤」のある街並み

当ページは2018年10月から大阪DEEP案内で公開していた記事を諸事情により有料記事として再公開しているものです。ご了承下さい。

京阪本線守口市駅前の近所に「文禄堤」と呼ばれる江戸時代・文禄年間に豊臣秀吉が大名に命じて建てさせたという古い土手道が残っているのが気になって、ちょっと様子を見てみる事にした。

単なるド下町にしか見えない京阪守口市駅前に江戸時代から続く土木遺産がある

場所は守口市駅前のすぐ北側。傍目には古い路面電車の跨線橋か何かにしか思えない造りの橋が唐突に駅前の車道に跨がり架かっている。ここは大阪市電の都島守口線の通っていた場所とはそもそも違うし、どう考えても廃線跡など無いはずなのだが、これは一体何だと近づくと…

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