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京都の山奥にある朝鮮人強制連行を伝える唯一の施設らしい「丹波マンガン記念館」訪問
<注意>この記事は当初、2015年8月に書かれたもので、2023年6月に加筆修正を行っております。当施設は2020年以後、コロナ禍による京都府からの営業自粛要請に従い休業したまま、現在も営業を再開していない模様です。現地訪問の際は情報をよくお確かめになってからお出かけ下さい。(めっちゃ山ン中にありますからね?)
毎年8月になると、太平洋戦争の敗戦国となった我が国恒例の「懺悔の季節」を迎える。テレビでは終戦記念特番が組まれ、保守系とリベラル系双方の新聞で真っ向から分かれる議論が展開される。8月15日には靖国神社や全国各地の護国神社に参拝者や右翼が大勢訪れる。そして今年は戦後70年の節目であり、長崎軍艦島の世界遺産登録に向けた動きを発端とした、戦時中における日本の加害行為とされる炭鉱などへの朝鮮人強制連行といった問題も合わせてヒートアップしている昨今ですが…
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我々がやってきたのは京都府旧北桑田郡京北町…昔は林業と並んで零細のマンガン鉱山が至る所にあり、日本一のマンガン採掘地であった地域であるが今ではろくな産業もなく、2005年に京都市と編入合併し現在では右京区の一部となっている京都の山奥の丹波高地の一角である。ここに「丹波マンガン記念館」という施設がひっそりと存在している。当サイトを好んで読まれるような方なら、その名前くらいは耳にした事があるだろう。個人的には以前からかなり行きたかった場所の一つである。この度念願叶いマンガン鉱山へ来たのだ。
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