見出し画像

【関西のシベリア】神戸電鉄で行く秘境「三田市」のニュータウン巡り・フラワータウン編

関西だの京阪神だのと呼ばれ一括りにされる日本第二の都市圏…首都圏には規模では劣るとは言え、それでもその規模は広大で、正直我々もあまりよく知らない地域が未だにあるし、関西圏にお住まいの読者の方々の中にも「そんなとこ知らん!行ったことない!」と思うような地域も沢山あるはずだ。それで我々取材班が目についた場所はというと…

フラワータウン。なにこのお花畑的ネーミング

大阪市・神戸市双方のベッドタウンとして北摂の山中に存在する兵庫県三田市である。首都圏の人間には十中八九“ミタ”と読まれる街・サンダ。ここはバブル経済が膨れ上がり地代が高騰し始めてきた1980年代から続々とサラリーマン向け新興住宅地がガツンガツン開発されまくって人口を伸ばしてきた地域。いくつかニュータウンがあるが、いずれも街開きから30年、もしくは40年以上が過ぎ、高齢化が深刻になっている。今回はその中でもフラワータウンと称する地区に足を運んできた。

ここから先は

4,050字 / 19画像

¥ 220

引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。