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【また愛知県】“俺コロナ”発祥の地「蒲郡駅前」のフィリピンパブと廃レトロな街並みを見物する

2020年、世界中を大混乱に陥れた「新型コロナウイルス」。既に全世界では感染者数が520万人を超えていて、死者は34万人以上出ている。日本経済新聞が公開している感染マップを見ている限り、感染傾向が落ち着いて緊急事態宣言が解除されることになった日本と比べても、まだまだ全然新規感染者数が増え続けている。これじゃ東京五輪が来年に延期されても“人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証としてオリンピックを開催“なんかとてもできないだろうね。

さて、新型コロナウイルス発祥の地は常々「中国・武漢市」であるという事は当方も繰り返し申し上げてきた。その事についてウイルスの発生源である中国と最大の感染被害を出したアメリカの間でも言い合いにもなっているが、欧米諸国は中国に対して莫大な賠償金を求める動きなど出ていて、今後世界でコロナ禍が収束しても先行きはちっとも穏やかではない。

一方で平和ボケが抜けきっていない我が国日本では、いい年こいたオッサンが感染の有無に関わらずあちこちの街で「俺コロナ」と主張し店の従業員だとか他人を困らせては警察に捕まるおバカな事例が相次いでいる。言うなれば“俺コロナマン“と名付けるべきか、この手の事案が何故か「愛知県」だけで続発しまくっているとネット上でも話題になっている。何故なのか知らんが、確かにやたら愛知ばかりである。とうとう地元テレビ局のCBCもニュースの見出しに「俺コロナ」の文言を使いだす始末。

そんな愛知県において数ある“俺コロナ案件“のうち、”第一号”として大きく報道されたのが3月4日にあった愛知県蒲郡市におけるフィリピンパブでの事例だ。この件では実際に新型コロナウイルスに感染していた50代の男が店を訪れては接客をさせるなどして、その時居合わせた一人の女性従業員を二次感染させ、後には男本人も死亡してしまったという、かなりエグい経緯だ。

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…というわけで今回お伝えするのは「“俺コロナ“発祥の地」、蒲郡市のJR東海道本線蒲郡駅前の様子。実は去年、我々はこの騒動の舞台をたまたま訪れていた。名古屋駅から電車で40分、愛知県東三河地域に属し、岡崎と豊橋の中間地点にあたる三河湾に面した温暖な街なのだが、駅前だけを見てみるとやたらめったらフィリピンパブが多い異様な地域でもあるのだ。

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