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【くいな橋】京都市内にもリアル中華街爆誕!竹田街道周辺に多数チャイナ飯屋出現の件【龍谷大前深草】

京都発祥の中華料理店と言えば知らない人間はいないくらいの知名度があるのが「餃子の王将」(王将フードサービス)。とりわけネイティブな京都人の間では、埼玉にあるような日高屋だのぎょうざの満洲みたいなただのドカチン飯屋チェーンという範疇のレベルで語られる事は決してない。京都人のソウルフードとして特別に愛されている味なのだ。

そんな餃子の王将の社長だった大東隆行氏が、京都市山科区にある王将フードサービスの本社前で早朝、何者かに銃撃され死亡するという衝撃的な射殺事件が起きたのは2013年12月19日、既に7年も前の話。未だに犯人確保には至っておらず“迷宮入り”の様相を呈しているのだが、傍から見ても単なる外食チェーンの代表者でしかない人物がプロの殺し屋のような手口で突然銃殺されるという出来事は心底穏やかではない。しかしこの事件の犯人説が色々言われる中の一つに、同社が中国大陸(大連)への進出を図っていた事から中国マフィアに命を狙われたのでは、という話がある。

「餃子一日百万個、食は万里を超える」…なんてフレーズの昔なつかしのテレビCMを思い浮かべるのはオッサン世代なんだろうが、公共の電波で万個万個と連呼していた同社のCMが流されていた時代と今とを比べれば、日本人はとうに元気を失ってしまった。餃子の王将の中国進出が叶わなかった一方で、本家中国大陸側からの“勢い”に日本人が呑み込まれそうになっている。そしてとうとう、京都市内にも餃子の王将もビックリしてしまうような「リアル中華街」が爆誕していたのだ…

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