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【昭和遺産】尼崎市大庄西町の廃れ市場「大庄新市場」とその周辺の寂れた街並み

当ページは2018年11月から大阪DEEP案内で公開していた記事を諸事情により有料記事として再公開しているものです。ご了承下さい。

尼崎市の西部を南北に走る「尼宝線」沿いにもツッコミどころの多い物件が点在していて、武庫之荘八丁目の寂れ市場「尼宝市場」だったり南武庫之荘十~十二丁目の「守部」だったり、西大島交差点角の「西大島市場」なんかが見られるが、今回紹介するのも同じ尼宝線沿いにある物件。

尼崎市西部の大庄地区。地域内を貫く尼宝線…

尼宝線「大庄支所西」交差点前にやってきた。元々このへんは武庫郡大庄村という地域だったのが、戦前期の工業化で尼崎の人口が急増して、市街化の波に呑まれた末に昭和17(1942)年、尼崎市の一部となった場所。合併前の人口は約48,200人で、単独の村の人口としては当時日本一の状況だったとされる。

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