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あの事件現場を歩く

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尼崎連続不審死事件、神戸連続児童殺傷事件、池田小連続殺傷事件、綾瀬コンクリ殺人事件…古今東西、凶悪犯罪の舞台を訪ね歩く
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#埼玉県

【無敵の人inさいたま】一家三人殺害事件の舞台となった埼玉県飯能市「美杉台」を見に行った

ここ最近、また埼玉で何かと物騒な事件が増えている。さいたま市南区や桜区などで連続して猫の死体が発見されて、その後に美女木の美笹中学校に乗り込んで教師を切りつけて逮捕されたのが戸田に住む17歳の高校生だとか「第二の酒鬼薔薇聖斗かよ」という話になっているし、当方も一時期はちょっと“本人”だったらどうしようとか頭を掠めたんですが…彼は埼玉県境に近い足立区の花畑団地に住んでいたしね。 ところで今回やってきたのは同じ埼玉でも埼京線や京浜東北線ではなく、西武池袋線に乗って向かう街「埼玉

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【危険な埼玉】昭和の終わりの凶悪少年犯罪・女子高生コンクリ詰め殺人の拉致現場「三郷市戸ケ崎」を歩く

2019年9月、茨城県猿島郡境町の民家で一家四人が殺傷された事件は長らく犯人確保に至らず半ば迷宮入りの様相を呈していたが、つい先日になって被疑者として26歳の男が逮捕された事が報道された。境町から直線距離にして約35キロ離れた「埼玉県三郷市」に住む岡庭由征容疑者だ。 この報道を受けて、当方からすれば“また三郷市か!”との思いが駆け巡る。どうも東京の外れの都県境エリア、特に東京の鬼門にあたる北東側は凶悪犯罪者が寄り集まりやすい性質にある。常々槍玉に挙がる足立区とか、“住みたく

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【人権と犯罪】今から半世紀以上前に埼玉県狭山市で起きた「狭山事件」の現場を歩く

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【危ない埼玉】6人殺害でも心神耗弱だと死刑にならない「熊谷連続殺人事件」の現場を歩く【外国人犯罪】

東京に近いのに土地が安いという理由で沢山の外国人が埼玉県の各所に集住しては“移民街”と化している現状については当編集部はしつこいくらいにネタにして扱っているわけだが、2015年9月に熊谷市内でペルー人の男が熊谷警察署から逃亡した後に相次いで3軒の民家に押し入って次々と住人を刃物で斬りつけて計6名を殺害した「熊谷連続殺人事件」は、ちょっと冗談では済まない酷い顛末である。この被告の判決がつい先日確定した。 東京からJR高崎線で小一時間、またまたやってきました熊谷市。ちょうど5年

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【ボデーを透明に】熊谷市・埼玉愛犬家連続殺人事件の舞台「アフリカケンネル」を訪ねる

当記事は2011年から東京DEEP案内で公開していた埼玉県熊谷市「アフリカケンネル」(埼玉愛犬家連続殺人事件)を訪問した記事を再編集し、修正加筆をしたものになります。ご了承下さい。 当方、国内海外を問わず映画やドラマは割と良く観ては気になったロケ地を訪ねたり、ゆかりのある場所を訪ねる事も趣味としている。特に事件モノのネタには食いつきやすい。…で、2010年に園子温監督が制作した「冷たい熱帯魚」という映画を見て唐突に行きたくなった場所がある。 わざわざ東京から高崎線の電車に

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【さいたま市】京アニ放火殺人事件の青葉真司被告が住んでいた街「見沼区大和田町」を歩く

先日テレ東のアド街ック天国で「大宮」が特集されて、またまた埼玉民が騒いでいたようだが、永遠のライバルであるさいたまの文教都市・浦和民が大宮を指して「田舎者の集まり」だと言っていたのはあながち悪意でも誇張でもないように思う。大宮駅の東口なんてどう取り繕っても相変わらず田舎臭い。意識の低い土着民がたむろする日高屋や伯爵邸やいづみやや多万里食堂くらいしか食う場所もない。南銀は埼玉の歌舞伎町…というよりも、田舎の泥臭い繁華街の悪い部分を寄せ集めたかのようなダークな空気に満ちている。

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【トリカブト】埼玉平成極悪犯罪史に残る「本庄保険金殺人事件」の舞台は今どうなっているのか【記者会見】

とっくに終わった「平成」の時代を振り返ると、東京の隣の田舎・埼玉県でも世間を震え上がらせ、今なお語り継がれるような凶悪殺人事件がいくつか思い浮かぶ。一つは熊谷市で起きた「埼玉愛犬家連続殺人事件」。そしてもう一つが本庄市で起きた「本庄保険金殺人事件」である。どちらも埼玉県北部で発生した事件であることや同じ90年代後半に大きくマスコミ報道され、どちらも事件の性質や被疑者のテレビ露出が激しかったのが共通していて、どっちがどの事件だったか紛らわしく思っていた事を今も覚えている。 熊

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【川越市】宮崎勤“第三の事件”の舞台となった陸の孤島団地「川越グリーンパーク」を訪れた

30年少し続いた「平成」の時代がいよいよ来月末で終わろうとしている中、なにかと「平成最後」が話題となっている昨今ですが、ここで「昭和の終わり」に起きた事件の一つでも振り返ってみようということで、やってきたのは埼玉県川越市の町外れ。 ここは川越市の東の外れ、荒川と入間川が分岐する古谷上地区に位置する「川越グリーンパーク」である。昭和58(1983)年に完成した、総戸数1,450という大規模な分譲マンションが立ち並ぶニュータウン団地となっている。ここが昭和の終わりに起きた、あの

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