【盲腸線の旅】阪急甲陽線の終着駅・西宮市「甲陽園」で降りると何があるのか(2018年)
梅田から十三、尼崎、西宮、芦屋を経て神戸三宮までを走る「阪急神戸線」の途中区間には枝分かれして伸びるサブ路線がいくつもある。塚口から出ている阪急伊丹線、西宮北口で交わる阪急今津線、そしてもうひとつが夙川からちょろっと盲腸のように伸びている「阪急甲陽線」である。
この阪急甲陽線は夙川、苦楽園口、甲陽園のたった3駅2.2キロの区間を結ぶローカル線となっているが、この沿線は西宮市屈指の高級住宅街に暮らす住民の足ともなっているため、電車に乗るだけで客層とか雰囲気が全く異なっている。