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【盲腸線の旅】阪急甲陽線の終着駅・西宮市「甲陽園」で降りると何があるのか(2018年)

当ページは2018年11月から大阪DEEP案内で公開していた記事を諸事情により有料記事として再公開しているものです。ご了承下さい。

梅田から十三、尼崎、西宮、芦屋を経て神戸三宮までを走る「阪急神戸線」の途中区間には枝分かれして伸びるサブ路線がいくつもある。塚口から出ている阪急伊丹線、西宮北口で交わる阪急今津線、そしてもうひとつが夙川からちょろっと盲腸のように伸びている「阪急甲陽線」である。

夙川駅からたった3駅2.2キロの盲腸線、その終点へ

この阪急甲陽線は夙川、苦楽園口、甲陽園のたった3駅2.2キロの区間を結ぶローカル線となっているが、この沿線は西宮市屈指の高級住宅街に暮らす住民の足ともなっているため、電車に乗るだけで客層とか雰囲気が全く異なっている。夙川を出た三両編成のマルーンカラー車両は終点「甲陽園」でドン突きとなる。

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