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先延ばしを避けるための(単純すぎる)方法

人間やらなくてはいけないことには2種類あると思う。期限が決まっていることと決まっていないことである。わたしの場合期限が決まっていることはなんとかできるのだが、問題は決まっていないことである。つい後回しにしてしまい、あとで大変になることがあった。

ひとつの例として、わたしの場合自転車のタイヤの空気を入れることがこれに当たっていた。わたしは車を運転しないから自転車に乗ることが多い。自転車屋さんに、
「毎月何日に空気入れるって決めて、定期的に入れるといいよ」
と言われ、その時は、
(頑張ってやろう!)
と思った記憶はあるのだが、めんどくさくてつい先延ばしにしてしまう癖があった。

ある日自転車に乗ったら、すごく重いことに気づく。
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(あー、この頃空気入れてないな、でももうスーパーに向かってるし、帰ったら入れよう)
と思う
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買い物でたくさん買い込む
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家について重い荷物を家にいれ、それぞれ冷蔵庫やら棚やらにしまう
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自転車は外にあるから、タイヤの空気のことなどすっかり忘れる
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次に買い物に行く時に自転車に乗り、
(あー、自転車に空気入れなきゃ)
と思う
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たくさん買い込んで、空気入れるの忘れる忘れる
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この無限ループを繰り返し、結局パンクして自転車屋さんのお世話になり、数千円かかる

ということを何回か繰り返していたのである。

しかしこの無限ループに終止符をうつ日が来た。その日もわたしは自転車の重さを感じながら買い物に行き、家に帰った。そして何の気なしにそのへんのチラシの裏に
「空気を入れる」
と書いたのである。すると次の日あっさりと空気を入れることに成功したのである!

メモの力ってすごいね。あのチラシの裏に走り書きしたことにより、わたしの脳ミソのどこかに強くインプットされたのだろう。メモの力をこの年になって初めて知った気がする。

緊急性がなくて重要なものが大切だって聞いたことがある。これからはめんどくさがらずにメモをとろうと強く思って今も実行している。


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