コラム10 チャットレディの牛歩戦術
ライブチャットはとても楽しいサービスですが、とにかく金がかかる遊び。
ハマってしまうと風俗なんかよりもずっと金がかかる趣味でもあります。
ひとりの女の子にハマりまくって貯金を減らしまくる……というのは破滅する人の典型パターン。わたしも経験あります。好きになっちゃった男というのはどうしようもないです。
まあただそれは自分がいちばん悪いし、お気に入りのチャット嬢にお金が落ちたと思えばまだなぐさめになります。
個人的にいちばんむなしい気持ちになるのはもっと別のパターン。
アダルトチャットで引き延ばしがエグすぎるチャットレディとあたったとき。これにつきます。
もちろん向こうも商売ですから事情はわかります。引き延ばしたほうがいいに決まってます。でもそういう雰囲気になってから一時間くらいかけてやっと下着姿、みたいなのは本当に勘弁してほしい(笑)
いちおうわたしは女の子がアダルトをやるタイプか、やらなそうなのか、2ショットでならいいのか、いちおうプロフィールで見て判別をしているつもりです。
この女の子は脱いでくれそうだなと思って入り、実際言葉上でもちょっとした誘いの言葉もあったりする。それならばとアダルトなモードに入って、脱がそうとすると、まあ微動だにしない。
おそろしく遅いペースでボタンをはずす。
ゆうに一個外すのに5分くらいかけるのです。「恥ずかしいなあ」と言い、マイクを直し、なにかキーボードでぱちぱちと打ち、髪の毛を触り、またマイクをなおし、もたもたもたもた……。やっと3個外れ下着が見えるかなと思ったら、
「わたしそういうの慣れてなくて……」
いや、やらないなら最初からそう言ってほしい!
まさに牛歩戦術!
こういうホスピタリティゼロのチャットレディに当たってしまったときには、ここまで金をかけたという気持ちをぐっと抑えてそっと退室ボタンを押すほかありません。
傷が浅いうちに逃げる。まさに損切です。
もちろん女の子は女の子で、急かされる嫌さとか怖さもあるのは理解できますが、とはいえこちらもお金を払って懐を痛めているのを理解して仕事をしてほしいと思うときもあります。
接客業でいえば、お客様は神様というのも店員を召使と思うのもどっちも極端すぎる間違いで、その間のいい塩梅でバランスを取らねばならないということですね。チャットレディと利用者も同じだと思っています。
苦い経験を何度か重ねて、この牛歩戦術を使うチャットレディは事前に回避できるようになってきました。
いちばんこれを使いがちなのは「過剰にかわいいチャットレディ」これにつきます。
なんでこんなにかわいい女の子がこんなところに?という子はたいてい牛歩戦術の使い手です(笑)
そのなかでも特に、そこまで笑顔を振りまかないタイプで、素のままの表情でいても明らかにかわいいと思われるタイプはたいていクロです。
待機時間に前髪をいじりがちな気もします(偏見)
そういうわけでやっぱりいちばんいいのは愛想がいい子という結論に至りました。愛嬌がある女の子がなによりもいちばんかわいい!
チャットレディと2人付き合った経験から、
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