最近聴いた曲の話

どうも、深井業です。

最近新しいコンテンツを摂取する気力が起きないという事態に直面している。
三体は積んでるし、ビーストウォーズは10話ぐらいで止まってるし、積みゲーも消化しきれてないし、試験の勉強もせなアカンし…。

だが、やることがいっぱいで優先順位がつけられない自分でも手軽に新しいものを摂取できるコンテンツに気がついた。

音楽である。

最近のサブスクは、利用者の傾向から趣味嗜好を予測し勝手におすすめしてくれるのである。便利な時代になったもんだ。

というわけで今回は、サブスクから勝手におすすめされて実際に気に入った曲をいくつか紹介しようと思う。


①Emerald Sword/Rhapsody

イタリアのシンフォニック・メタルバンド。2006年に「Rhapsody of Fire」に改名。

オーケストレーションを大々的に取り入れたドラマティックなメロディが特徴のバンド。アルバムはどれも物語性を感じさせる壮大さがある。

紹介している曲は、1998年リリースのアルバム「Symphony of Enchanted Lands」から。
勇者が伝説の剣を手にするまでの過酷な旅路を思わせる歌詞に、オーケストラの壮大さとメタルらしいメロディーラインとなっている、いかにもメタルらしい曲である。

ちなみに、この曲は改名前にリリースされているが改名後にセルフカバーをしている。

②きみはマザーファッカー/ザ・リーサルウェポンズ

2019年結成の2人組ロックユニット。

1980年代〜90年代のサブカルチャーをベースにした曲が多いのが特徴。(バンド名もメル・ギブソン主演の映画から拝借したものである。)

紹介する曲は2019年発表で、リリース当時SNSで話題になったという。
「子ども向け朝番組内のコーナーの曲」という設定で、ポップなメロディーラインとそれに見合わぬかなり汚い罵倒語で構成された歌詞が特徴である。
とにかく明るく元気な曲調、そして自分に害をなすすべてに中指を立てていく喧嘩腰な歌詞は、聴いているだけでこちらも元気になってくる不思議な力がある。

ちなみに、作詞作曲編曲担当のアイザック氏いわく、「時にはどんなに汚い言葉、表現を使ってでも主張しなければならないことはある。それを伝えることも大事だ。」というメッセージをこめて作ったらしい。

③ARENA <行軍>/中條謙自

真・三國無双2のサウンドトラックに収録。
「関羽千里行」などで使用されている。

シックで落ち着いたベースから、不退転の覚悟を想起させるエモーショナルなギターが印象的な曲。

筆者は友人宅で真・三國無双2をやりこみまくったので当然この曲のことは覚えていたのだが、まさか三國無双のサントラがサブスクで聴けるとは思っていなかったので、これをおすすめされた時はまさに僥倖であった。

④Rock It for Me/Caravan Palace

パリのフレンチ・エレクトロ・スウィングバンド。

伝統的なジャズ調を踏襲しながらもヒップホップらしい軽快さとキャッチーさが特徴の曲。

筆者はcupheadのサントラを聴いてる途中でこれをおすすめされた。こっちはゴリッゴリのジャズだが、おしゃれ感ととっつきやすさでいえばCaravan Palaceに軍配が上がる。

⑤Smell of the Game/Daisuke Ishiwatari

格闘ゲーム「Guilty Gear Strive」メインテーマ。

筆者はギルティーギアは未プレイのためよく知らないが、重厚なギターサウンドとボーカルに見事撃ち抜かれてしまいヘビロテすることになった。

ギルティーギアは魅力的なキャラクター、ド派手なエフェクトで外連味のあるアクションが最高にイカしてるので、興味があるなら是非遊んでみてほしい。定期的に大会なんかも開かれているらしい。知らんけど。

⑥YONA YONA DANCE/和田アキ子

ユニバーサルミュージックに移籍後初のシングル。
楽曲プロデュースは「オドループ」などで知られるバンド「フレデリック」から。

和田アキ子といえば「あの鐘を鳴らすのはあなた」のような歌謡曲やR&B、ジャズのイメージが強いが、持ち前の歌唱力を最大限活かしつつ、これまでとは異なる領域であるJ-POPを歌っている。

フレデリックもセルフカバーをしているが、この曲の唯一無二の良さはやはり和田アキ子女史でなければ引き出すことはできないだろう。

⑦Wake Island/John Söderqvist

BATTLEFIELD Vサウンドトラックに収録。

バトルフィールドのメインテーマを踏襲しつつ、戦いに赴く全ての人を鼓舞するかのような勇壮さが印象的な曲。

ゲームについては深く言及しないが、メインテーマは大好きな作品である。


こんなところか。

かなり趣味嗜好が偏っているが、だいたいこんなものが好きだというのが伝わったのではないかと思う。
もしおすすめの曲があるという方は是非教えていただきたい。

今回はここまで。
ほんならな。