飯を食い、故郷を思ふ
どうも、深井業です。
自分は今一人暮らしをしている。
実家に帰るのは盆や正月ぐらいと機会は少なく、そういう時に限って実家で食べていたものが恋しくなるものである。
というわけで、地元の郷土料理を作った。
山形のだし
材料
・きゅうり 4本
・なす 3本
・みょうが 一本
・ねぎ 1/3本
・かつお節 1パック(4g)
・めんつゆ 適量(だいたい250mlぐらいか?)
作り方
①きゅうり、なすは5mm角ぐらいに切る。
みょうが、ねぎはみじん切りにする。
②水で薄めためんつゆ(水1:めんつゆ2ぐらい、もう少し濃いか?)に①とかつお節を入れひたす
③半日から一晩寝かせたら完成。
夏場はこれを炊きたてのご飯にかけて食べる。
これが本当に美味い。おかずなど不要、これだけで何杯でもいける、そんな逸品である。これに刻んだモロヘイヤを合わせるのも良い。
近年だと、牛丼チェーン店でトッピングの一つとしても選択できるだし。さっぱりとした味付けが味の濃い丼ものとよく合う。
是非ご賞味あれ。
思うこと
インターネットを嗜んでいる方なら「親の顔より見た○○」「もっと親の顔見ろ」なんてスラングを見る機会があるだろう。
「それぐらい身に染みて馴染んでいる」というニュアンスとして使われているのだろうが、流行り病で情勢が変わり帰省もはばかられるようになってからは、言葉の重みが変わってくるものである。
親の顔、家族の顔を見れるのはあと何回か?そう考えると、親から授けられたもの、自分の血肉となったものを誰かに伝えることはこれまで以上に重要になってくる。
そう思い、今回この筆をとったわけである。
誰かに美味しさと笑顔を、そして自分が受け継いだものを。
今回はこれでおしまい。