見出し画像

ところで、法人noteの「はじめまして」って何を書くの?

noteを書き始めるきっかけとなった「法人note勉強会 in 渋谷」(2024年6月開催)。講師のnoteプロデューサー徳力基彦さんの「『自己紹介』や『はじめまして』はぜひ書いてください」という言葉が頭に残っていました。

ライターという仕事柄、新規の案件でプロフィールを求められることが多く、A42枚ぐらいで実績はまとめてあるけれど、noteで「はじめまして」はどうやら違うらしい。はて? 何を書けばよいのだろうか?

そこで、徳力さんが勉強会で紹介された法人noteをリスト化した「企業noteの情報発信:勉強会の資料を紐解いてみました」から各社の「はじめまして」をリスト化して、響いた言葉を抜き出してみました。

みなさんが過ごした楽しい乾杯の時間をもっと知りたい。
みなさんに乾杯の時間を彩るヒントをお伝えしていきたい。
このnoteという場所でつながることができれば、もっと楽しい時間が増えていくかもしれない。
(中略)
一緒に楽しい乾杯の時間について考えませんか。
キリンビール公式note、はじめます。

「キリンビール公式note、はじめます。」

マネーフォワードのミッションにこめられているのは、お金の課題だけを解決して便利にすればよいということではなく、“その先の人生や社会がよりよいものになるところまでが提供したい価値”だという想いです。
公式noteでは、「どう人生を前に進めるのか」「どんな社会にしていくのか」「そのために何が必要なのか」、マネーフォワードではたらくメンバーのストーリーに触れていただき、ミッション実現に向かう私たちの思いや価値観を感じていただけたらいいなと思っています!

「マネーフォワード公式note、リニューアルします」

この度、NECネッツエスアイの取り組みをもっとみなさまに知ってほしいとの想いからnoteをはじめました。現在、私たちが行っている分散型ワークの取り組みやテレワークでのtips、新しいツールの活用方法....などなど、幅広くみなさまに私たちの取り組みをお伝えしていきます!
また、オープン社内報としても活用し社内の情報をオープンにしていきますので、ぜひチェックしてみてください!

「はじめまして。NECネッツエスアイです!」

公式noteで伝えたいこと
・カミナシで働く人ってどんな人?
・カミナシが挑むノンデスクワーカー市場の可能性
・開発の舞台裏やストーリー
・メンバーが業務やプライベートで得た気づきやTips
・カミナシ的ニュース
などなど、カミナシのことを知っている人・知らない人にも楽しんでもらえるようなnoteにしたいと思っています。
(実はオープン社内報的な役割もあったりして)

「カミナシの公式noteはじめます」

飲食業界は「閉じた業界」と言われることも多く、より積極的に情報発信していく意義を感じています。
特に今後の事業展開を考えると、新規事業立ち上げやブランド戦略などのポジションで採用活動が必要です。
そこでnoteを通して私たちのミッションや仕事の裏側をお伝えすることで、これまで出会えなかったような方々に知っていただくきっかけを作りたいと考えました。
「既存の飲食の枠にとらわれず、”楽しい”の力で社会課題を解決していくこと」に共感してくれる方と出会えると、大変嬉しいです。

「ファイブグループ、公式noteはじめます!」

みんなの銀行を取り巻く「ヒト」「シゴト」「お金」のストーリー
今、みんなの銀行には「国内初のデジタルバンクの立ち上げに携わりたい」という思いを抱く人が続々集まってきており、銀行以外の業種からも多くの人がジョインしています。このnoteでは、多様な背景を持つ人たちが「これまでにない、まったく新しい銀行」づくりに取り組む中で、スタッフが見たり&聞いたり、感じたり&考えたりする「ヒト」「シゴト」「お金」にまつわるストーリーを綴っていきたいと思います。
まだ計画段階ですがnoteにマガジンを立ち上げて、少し専門的な視点でデジタルバンクのデザインやシステム開発などの話をお伝えしたり、共通のお題(ハッシュタグ)を通して皆さんから届く「お金」や「これからの銀行」を紹介したり……そんなことも考えています。ここから皆さんと私たちがつながり、新しい価値が生まれることを願って!
「みんなの銀行」公式note、はじめます。

「みんなの銀行」公式note、はじめます」

私たちがnoteをはじめる理由・・・・それは、普段皆さんが手にとるカルビーの商品に込められた思いや、企業・カルビーにまつわるエピソードをご紹介することで、皆さんと近づきたいと考えたからです。
(中略)
私たちは新商品やキャンペーン情報だけでなく、発売するまでのストーリーや社員の情熱、企業としての取り組みをお伝えすることで、お客様に商品をより楽しんでいただけるのではないかと考えました。
そこで、たどり着いたのが“Look at Story”を掲げるnoteです。熱い思いや考えを発信する方々が集う場で、様々なストーリーを語っていきたいと考えています。

カルビー公式note「THE CALBEE」、はじめます

わたしたちは、日頃より
・少額予算でも成果を上げるためには
・指定された商圏内で成果を最大化させるためには
・Technologyによって生産性をいかにして高められるか

をチーム全員で考え、実行し続けています。
こういった活動で得たナレッジとノウハウを今後は外部へも発信していき、より多くの地方を含む志ある中堅・中小企業の皆さま、そして地場地場で連携させていただいている多くのパートナーの皆さまへお届けしたいと考えました。
そのアウトプット、発信手段として、noteを選びました。
*今後、BtoBにおけるnote活用事例など今回のPJTの立ち上げに際して情報収集した情報などもアップしてまいります。

「ソウルドアウト公式note - ごあいさつ -」

問 題 勃 発
就職をお考えの皆さまに知られていない!
それもそのはず。
お客さまは企業が中心。個人の方ではないこともあり、対外的な情報発信を(まったくと言っていいほど)してこなかったのです。
そこで、特に採用活動の一環として、
「私たちを知ってもらいたい!」
そんな想いからnoteを書くことにしました。

「はじめまして。イシダテックです。」

おわりに
noteを通じ、企業文化の発信や、働く社員の姿、さらにはどのような思いで製品を作り、お届けしているか?をお伝えしていきたいと考えています。
もしかしたらみなさまが日々口にしている食品にもイシダテックが関わっているかも?
『あ~!イシダテックね!』と思ってくださる方を一人でも増やすのが目標です。(こやま)

「はじめまして。イシダテックです。」


なぜ、noteの公式アカウントを始めようと思ったか?
花王は、テレビCMや店頭、日常生活でお客様との接点を持っています。みなさんのご家庭にも一つくらいは、花王の商品があると思います!(いや!あるはず!、あって欲しいです・・・)
しかし、その接点の中心は、様々な過程を経て完成した商品を通じてであり、なぜその商品が花王から誕生したのか?また、どんな想いから開発されたのか?など、みなさんの生活に近い会社であるはずにも関わらず、これまでそれをお伝えする機会が限られていました。
私たちのチームには、花王グループが日々取り組んでいる企画や研究開発などの進捗が各部門から入ってきます。その中から、「これは、みなさんにお届けしたい!」という取り組みを厳選し、発信していくことで、「花王の新しい一面を知っていただく機会になるのでは?」と思い、現在、チームで運用しているTwitterとYouTubeに加えて、「花王の志・想い」を“とにかく、わかりやすく伝えていく”ことを目的として、今回のnoteの立上げに至りました。

「花王の公式note、はじめます!」

▼noteのこれから
今後は、みなさまに馴染みのあるものから、あまり知られていない名脇役の製品やサービスまで、複数のシリーズでお届けしていく予定です。
現場で働く社員やシャープ製品を愛してくださっているユーザーさんから出てくる、沼のように深い知見やスキ!には、みなさまの生活を豊かにするヒントが隠れているのではないかと思います。
たくさんある社会のお困りごとを少しずつでも減らしたい。
ほんの少しだけでも、シャープをスキ!になってもらえたら嬉しい。
そんな想いで、等身大のわたしたちとユーザーさんも巻き込んでお届けします。
気が向いたら、読んでいただけると嬉しいです。
これから、ながいお付き合いを、どうぞよろしくお願いします。

「【1周年御礼】シャープが公式noteをはじめる2つの理由」

「はじめて」のコツは正直に自分の思いを伝えること

今回紹介した企業は、規模も異なれば、BtoBの会社も、BtoCの会社もあります。
ただ、すべてに共通するのは「noteで自分たちの会社、思い、取り組みを知ってほしい」ということをはっきりと伝えていることです。そこには伝えたいと強く思う「人」がいます。

確かに、と思いました。対面で人と会っても、その人がどこの会社に属しているとか、どんな職種をしているかという基本情報だけでなく、「何をしたいか」「どんな思いを持っているか」がストレートに感じられ、思いに共感ができたとき、その出会いの瞬間はひとつの風景として記憶されるのだと思います。

noteのを書くコツ。それは、自分に正直になって、丁寧に思いを伝えることなのかもしれません。次は自分の番、がんばってみましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?