![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140795668/rectangle_large_type_2_5a081e9d982233f7addc108925a20f6d.png?width=800)
私たちが生きている世界は果たして同じ世界なのか。
私はたまに思うことがある。私が見ている世界と他人が見ている世界は同じなのかということを。つまり私が見ている色や物の形、人の顔、はたまた言葉による対象の性質や状態などは果たして他人が言う物と一致しているのかということだ。
これに対する反論は例えば次の様なものが考えられる。例えば信号について考えてみよう。信号は通常「赤・黄・青」の三色から構成されている。そして人はその三色が示す色によって進んで良いのか止まらなければならないのか判断する。ここで私が問題にしているのは、この三色が果たして私と他人の間で一致しているのかということだ。確かに学校では「赤信号では止まらなければいけない。青信号では進んでも良い」と習うため、みんな赤信号では止まるし青信号では進む。だからと言って私が見ている赤・青と他人が見ているそれが一致するとは限らない。なぜなら赤青の様な色は詳細に説明することが不可能だからだ。
このように見ていくとこの世界にあるものはほとんど全て普遍的であり、かつ普遍的でないことになるのではないだろうか。
この投稿を見てくれている読者にも考えてみて欲しい。なお私は「私の考えは正しい」と主張するものではなく、あくまで私個人の考えだということを抑えていただきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?