mitsu (Hazel)

絵日記。作品作りではアウトプットしきれない、インプットした情報の整理のために始めてみる…

mitsu (Hazel)

絵日記。作品作りではアウトプットしきれない、インプットした情報の整理のために始めてみる。 霊長目と人類の起源。ピンと来て読んだ本など…たぶん生物多め。

最近の記事

#4 インドネシアの島嶼はすごい❷

#3のおさらい フローレス島の人類近縁種は閉ざされた環境の中で、かなりの長い期間を過ごし、独自の進化を遂げた。というお話をしました。❶  今回も妄想複顔を添えて、H.filresiensisのことを書いていこうと思います。何せこんな絵を描いていると、思考が止まらないのです。  今回のらくがきHomo habilis と Homo erectus  左のHomo habilisはタンザニアのオルドヴァイ渓谷で見つかったヒト属(Homo)の絶滅種。アウストラロピテクスから分

    • #3 インドネシアの島嶼はすごい❶

       インドネシアの島々に興味がある。  ニューギニア島には、西洋人が入る以前4000もの言語があり、集落ごとに言語が違うイメージ。今でも700程の言語があるらしく、1言語に対し平均で4000人程が母語としているそう。  言語の多様性が高いほど、生物の多様性が高いというデータがある。危険な植物や昆虫など、多くの情報を共有する必要があったからだという。(出典:2021 人類史マップ サピエンス誕生・危機・拡散の全記録)  今回のらくがき題材は、ニューギニア島の少し西、フローレス島

      • #2 骨格から想像する人の顔、人の顔から想像する骨格

        らくがきモチーフをさがす復顔アーティストkennis兄弟  Netflixで最近公開されたドキュメンタリー『ネアンデルタール人の秘密』を観た。シャニダール洞窟でのH.neanderthalensis発掘のドキュメンタリー。(H.neanderthalensisはいずれ描くので、その話は後日)   H.neanderthalensisの発掘と研究と共に、骨格から顔を復元していく(複顔という)様子が収録されている。復元を担当しているkennis兄弟は、古代人類の復元を多くて

        • #1 noteをはじめるにあたって

          noteをはじめるにあたって 絵を描くこと 思えばしばらく鉛筆を持って手を動かしていない。 もちろん仕事でラフを描いたり、エスキースをしたり、絵はそれなりに描く。 ただ大学を目指していたあの頃のようにゴリゴリ絵を描くことはいつからかなくなった。学生の頃からもはやそんなに絵を描いていなかったかも。 大学に入って間もない頃、予備校に呼ばれてデモンストレーションをやらされて大恥をかいた覚えがある…。(デモストに呼ばれたみんながそうであった)自分でも1年やそこらであんなに描けな

        #4 インドネシアの島嶼はすごい❷