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小説:脱出、あるいは侵入


わたしには140字しか与えられていない、というこの宣言によってすでに19字を消費し、ここで残り88字だ。

わたしはこの狭い140字の世界から脱出したい。

それはもうすぐ完了する。

あなたがこの文章を読むことで、あなたの網膜を通じてわたしはここから脱出し、あなたの脳内に侵入したのだから。

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