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「いい人」、やめます。

アイデアがそろそろ実現しそう。
フロントイベントといえるのかはわからないけれど、多様な人が関わり合って交流する、本当の意味で「人を知る」「人と繋がる」国際交流を軸にした料理イベントを考えている。
皆でアイデアをブラッシュアップさせながらだんだん解像度が上がっていくこの感覚が楽しい。

でも、いいことばかりじゃない。
逆に言えば、こういう「前に進んでる感」があるときはいつも何かしら悩みの種が降ってくる。その後ろには成長が待っていると知っているから怖くはないけどさ、いざそれが起こってみるとまあ、ある程度のダメージは受けるわけで。

例えば初めて、すっごくわかりやすく人に嫌われた、とか。
言葉一つで信頼関係は簡単に崩れうる。
いままで「ごめん」が口癖で、人の機嫌を窺ってばかりいた。
それを何とか直そうと思って、自分の心に従うように心がけるようになったけれど、その代わりに気遣いがなくなっていくのを感じる。
多分それが原因。
でもそれは、芯がしっかりしてきたっていう証拠なのかもしれない。
正直すぎると遠慮がなくなる、というのも気をつけなきゃいけない話なのでそれは何とかバランスを保とうと思う。
ん-、あたりまえだけどある程度関係性が出来上がってから正直になるようにする、とか?

今まで流されてばかりだった。
「いい人」でいようとした。
皆から好かれたかった。
だから周りに合わせてた。
でも、それで思い通りに結果は動かない。
相手に尽くすだけ尽くしたところで
それが100%結果につながるわけじゃない。
何ならむしろ振り回されて利用されて
いいことないのはわかってるから。
そして結局、自己満足なのかもしれない。
期待するだけ期待しておいて見返りを求めるのも絶対違うし。
なら、自分に正直になるのが一番なんだと気づいたから。
自分への期待は自分が応えればいいから。


今回の人が、もしかしたらアンチになるかもしれない。
でも、アンチが生まれてからが1人前なんじゃないか、って思う。
カレーライスひとつとっても嫌いな人がいる。
でもその嫌いな人ってのは、それを好きな人の中に埋もれてる。
要はアンチを見つけるのは、容易じゃないってこと。

だからアンチが見つかったらそれはまずいことでもなんでもなくて、注目され始めたんだってこと。

だからこそ、これからも極める。
何をやりたいのか
何に価値を感じているのか
誰に対してやりたいのか
それをもとに自分たちが何を得られるのか
お互いのメリットを探してうわべだけの関係でつながるビジネスの世界は嫌いだけれど、そんなきれいごとも言っていられない。

自分の心に正直になったうえで、
都合の「いい人」じゃない
”自分にとっての”「いい人」になる。


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