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【過剰】#30DaysFilmChallenge DAY2

全ての映像には最適なスクリーンのサイズがある。

ステイホームな生活が続く中で、数多くの映像作品をPC・タブレット・スマホで鑑賞した。劇場で公開された作品が、あっという間に自宅で観られるようになってしまうものだから、「何でわざわざチケットの予約までして、映画館まで観に行くの?…お金も時間ももったいない」などと訳の分からないことを言う人が出てくる。劇場のスクリーンに映し出すことを前提に作った映像作品を小さな画面で観て、一体何が面白いというのだろう。むしろ、こう言い返したい。「自宅にある画面で映画を観るなんて時間がもったいないと思わない?」と。家庭用のテレビが年々、巨大化していくのは何故だ?(量販店のテレビ売り場に行くと「2001年 宇宙の旅」のモノリスを思い出してしまう)…結局、大きな画面で観るべきものは然るべきサイズの大画面でと心のどこかで分かっているからではないか?(知らんけど)

自分の名前の最初の文字から始まる映画

「DAY2」のお題、ボクの名前の最初の文字「D」から始まる映画のタイトルは脳内データベースを検索するまでもなく、こちらが挙がった。

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動画視聴生活の中で、真剣に作品を味わおうと思えば思うほどショボく感じてしまう「劇場公開映画」を選択から外して、ただひたすらTVシリーズのアニメを観ていたのだけれど、『カウボーイ・ビバップ』の第一話の舞台設定がこの作品のオマージュとなっており、無性に見返したくなっていたからだ…というわけで、たった今、「過剰」な映画、『デスペラード』を鑑賞し終わったところだ。

ギターケースはギターを入れるものとは限らない。

「D」で始まる映画タイトルは、DieとかDeadとかDangerousなどちょっと物騒なものが多いのは気のせいか。表記こそ違うが「007」だって、Doubleだもの、何だか銃を撃ちまくっている作品ばかり思い出される。そんな硝煙ラインナップの中でも印象深いのが『デスペラード』だ。

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こちらの画像にYouTubeのリンクを貼り付けてみましたが、まあ、全編を通して「過剰」で暑苦しい。主演のアントニオ・バンデラスの顔だけでも暑苦しいのに、脇役からエキストラにいたる隅から隅まで暑苦しい。

頭に「D」が付くタイトルの映画は劇場で観るべし。

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もし、日本映画でリメイクするなら松崎しげると後藤久美子を起用するしかないほど暑苦しい。だが、それがいい。それでいい。どうも過剰な作品になりがちな「頭文字D」の系譜は、こうあるべきものではないのか(いや、多分違う)…こんな暴論を述べるためのお題ではないな(間違いない)…明日からはもうちょっと良く考えてお題を検討してみよう。




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