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【ザーゴ監督解任〜僕の気持ち〜】

おはようございます。

今朝も雨ですね。我が軍、鹿島アントラーズもよろしくない天候が続いています。今日については土砂降りでしょうか…。

 ベットの中で日刊スポーツの記事を見て、朝から飛び起きました。タイトルの通りザーゴ監督解任のニュースです。後任にはOBであり、昨年鹿島に戻ってきた相馬直樹コーチが就任する事が発表されています。鹿島側の公式リリースはまだ出ていませんが、ほぼ確定といっていいでしょう。※追記:AM9時鹿島側の公式リリース

自分の気持ちとしては、正直なところ何とも言えない気持ちです。

降格枠が4つ。クラブ側もこれ以上は我慢できなかったのでしょう。勿論サポーターの不満も限界に来ていた。この間のコンサドーレ札幌戦を見ても、「試合中に全く修正できていなかった」「ドローではあったが、正直負け試合見た気分」これが僕の感想です。

ここで改めて、昨年・今年の戦績を振り返ってみましょう。



●2020シーズン戦績

 ザーゴ監督就任1年目となった昨シーズン、我が軍はクラブワーストとなる開幕4連敗の不名誉を達成。しかし、8月末のFC東京戦(2−1)を機に7連勝を達成。最終順位5位(18勝5分11敗:勝ち点59)


▲獲得選手

期待の日本人選手

奈良竜樹(川崎フロンターレ)、永戸勝也(ベガルタ仙台)、杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、広瀬陸斗(横浜FM)、和泉竜司(名古屋グランパス)

期待の新外国籍選手

ファン・アラーノ(インテルナシオナル)、エヴェラウド(ケレタロFC)

期待のルーキー

松村優太(静岡学園高校)、荒木遼太郎(東福岡高校)、染野唯月(尚志高校)

計11人の選手・監督が加入。


▲脱退(移籍した)選手

セルジーニョ(→長春亜泰足球倶楽部)、チョン・スンヒョン(→蔚山現代)、レアンドロ(→FC東京)、中村充孝(モンテディオ山形)、内田篤人(現役引退)

計5人の選手が移籍・引退。


監督も含めて、大量の血の入れ替わりがあったのは事実。


その中で

・ルーキーの台頭(沖・荒木・松村・染野)

・シーズン途中の上田綺世、エヴェラウドの覚醒

上記2点の良い未来が見える収穫を得て、最終5位という成績は、何だかんだ腑に落ちる順位であった。

その中でも「失点数」「エヴェ・綺世への依存」という懸念はあったが、2021シーズンはそこを修正して、優勝を狙えるだろうとフロントもサポーターも考えていただろう。



●2021シーズン戦績

今シーズン。優勝候補に川崎・鹿島・名古屋・FC東京が数々の記者で挙げられていた。特に鹿島を予想する人は多く、我々サポーターも期待に胸を膨らませていた。

そんな中の開幕戦。相手は昨シーズンまでC大阪を指揮していた戦術家ロティーナ監督率いる清水エスパルス戦。癖のある監督だが、とはいえ就任したばかりで勝てるだろうと考えていた。

結果、清水エスパルス(●1−3)完敗だ。

まあ最近開幕戦はとことん勝てていない、次は勝てるだろうと見込んでいた。しかし、次節の湘南戦は(○3−1)で勝利したものの不安定な戦いが続き、第9節を終えての成績は2勝2分4敗(G大阪戦はコロナにより延期)

正直全くよろしくない成績である。


・期待していたエヴェラウドの不発

・キャプテン三竿の絶不調問題

・昨シーズンからずっと続く失点問題

(戦術的な問題は省きます。)


挙げればキリがないほどの問題が監督・選手の中であって、止まない雨はないが、鹿島はずっと雨が降ったままだ。

前節・前前節と勝ち点は取れているが、首位川崎との力の差は明白だ。上田綺世の怪我があったとはいえ、トップスコアラーがルーキー二年目の荒木なのは希望でもあり、常勝軍団として不安なのは間違いない。

川崎を見てもルーキー三苫が大活躍する上で、しっかり周りの選手も負けじと結果を残している。バンディエラ中村憲剛が引退しても、川崎の底力が見える試合内容。悔しいが、正直隙がないと言っても過言ではない。今の両チームを比べ、常勝軍団の言葉が似合うのは川崎であろう。(本当に悔しい)

そして何度も挙げている「失点数問題」だが、今シーズンは8試合連続失点。残り1試合でクラブワーストタイである。

本当に強い時の鹿島は1−0での勝利が多く、まさしく常勝軍団であった。

そんな中2020シーズンも34節中無失点は5試合。ここはDF陣の問題もあるが、監督の責任が大きかったと言える。相馬新監督には守備の立て直しを期待したい。


そして、中堅選手はもっと引っ張っていけるよう結果を残してくれ。



●総括〜ザーゴへの想い〜

 昨シーズン内田篤人が引退した時に、来たばかりのザーゴが涙を流していたのを覚えています。情に熱い監督なんだなと思いました。得点シーンは喜びを爆発させて、負けている時は凄く顔に出るので素直な印象です。監督の性格自体は悪く思いませんが、やっぱり成績・試合内容が物足りなかったのが周りの本音でしょう。

 ザーゴが掲げるサッカーは時に面白い時もありましたが、プレスでハメにきた相手を綺麗に剥がすシーンもなければ、4−4−2の欠点を埋め合わせることもできなかった。毎試合の失点数やビルドアップの引っ掛かり。ピトゥカ・カイキが合流して解決する問題でもない気もするけど、2人が合流してからの解任でも良かった気もします。(ここの判断は難しいし、ザーゴ自身も諦めている感じはあった)

 小さい時から鹿島アントラーズのファンですが、試合が面白そう!と継続的に試合を見始めたのはザーゴサッカーがきっかけです。大岩体制の時は年に1回ぐらいしか観に行ってませんでした。(忙しいのもありましたが)

僕の友人も昨シーズンから観戦に行くようになりました。これは全てザーゴのおかげです。変革している鹿島に新しい考えを入れ込んでくれたザーゴに感謝です。お疲れ様でした。


そしてフロントへ。

就任1シーズン、2シーズンで優勝させれるほど今のJリーグは甘くない。

「すぐ結果を出して、優勝させられる監督」が当たるまで、ずっと変え続けるのか

まだ夢の途中でした。フロントの覚悟も甘い気もしますね。


ネガティブばかり言っても仕方ないので、相馬新監督に期待しましょう!

土曜日は勝つぞー!


では

 




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