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サクラ

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」

先日仕事でお客さんから教えてもらったことわざ。
目黒川の桜が今年剪定されていた話をしたら、この話をしてくれた。
文字通り桜の枝は切ってはいけないらしい、枝の切り口から菌が入りやすく、腐る原因になるんだと。
逆に梅は余計な枝を切ってあげないと樹の形が崩れちゃって、美しい花と実が生まれないのだとか。この話を聞いたときは、「へーっ、そうなんですね」って、ただ知らない知識に頷くだけだった。


「人それぞれの個性に合わせた手のかけ方をすることが大切」

って意味があるみたい。

急に深ってなったよね。
私は私で、それ以外は家族でさえも私じゃないから、本質的に理解できることってないんだと思って生きてる。
楽しいこと、幸せなこと、悲しいこと、苦しいこと、たくさんの感情があるなかで、共感できたとしても、それがそのままの正解かと言われたら、多分違うんだと思う。

むず、でもそれが人だし人生じゃないかなって。
誰ひとり同じひとなんていないし、寄り添うことはできても、完全に理解するなんて無理なことだと。

2024.4.12

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