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戯筆さん-企画展「時計屋さんのアート展覧会」クリエイターインタビュー

皆様こんにちは。京都の手作り時計店DEDEGUMO(デデグモ)です。
DEDEGUMO GALLERY SPACEでは現在、企画展 「時計屋さんのアート展覧会」を開催中です。43名のクリエイター様の文字盤デザイン時計を一堂に展示販売しております。

こちらのnoteではご参加クリエイター様のご紹介とインタビュー内容を掲載いたします。

【作品紹介】戯筆さん

江戸時代に廃座寸前であった中村座のために、書道指南の岡崎屋勘六が看板用書体として考案したのが歌舞伎文字(勘亭流)の始まりです。勘六の雅号“勘亭”から【勘亭流】と呼ばれるこの字は、商売繁盛や大入満員を願う「縁起の良い文字」として歌舞伎の世界から広く世間に伝播しました。創始から240年以上経た今も猶その技術が絶えることなく伝わり、今では数少ない勘亭流書家の中でも私は上方の勘亭流の流れを汲んでいます。
サイトリンク https://www.instagram.com/gihitusou/

戯筆さんのデザイン時計は下記になります。


【インタビュー】戯筆さん

Q 今回の時計デザインで注目して欲しい点や制作エピソードなどありましたらお願いします。

A 勘亭流(歌舞伎文字)を使った時計デザインは、今回の企画展だけに留まらず世界に一つだけのオリジナルであるという点と、デザインにおいての眼目は、伝統的な歌舞伎の化粧である“隈取り”を現代風に創作した点です。

Q アナログ時計の魅力はどんなところですか?

A 職人さんが時間をかけて手づくりするアナログ時計には、一般的な既製品には無い独特の味わいや訴求力(人を惹き付ける力)があります。唯一無二のアナログの持つ底力は、どれだけデジタル化が進み時代が経ても、人の温もりが感じられる逸品です。

Q 今後の活動予定や目標などありましたらお願いします。

A 出展予定
「第33回 ポストカードコレクション × 涼を感じる小物展」
会場:be京都
期間:2023/6/17(土)~25(日)
10時~18時まで(金曜休館、最終日は16まで)
※入場無料


歌舞伎文字をデザインに落とし込んだ戯筆さんのオリジナルアートはとても個性的で見る人を惹きつけます。外国のお客様にも喜んでいただけそうなデザインですね。戯筆さんの時計、是非店頭でご覧になってください。


DEDEGUMO オフィシャルサイト「時計屋さんのアート展覧会」特設ページhttps://www.dedegumo.jp/202304
DEDEGUMOオンラインショップ https://dedegumo.shop-pro.jp/


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