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京都というか鴨川に行ってきた

ぼくが好きな作家・バンドは京都出身の人が多い。

皆が口を揃えて「鴨川はいいぞ」と言っていたので、本当にいいのか検証すべく京都に行ってみた。

鴨川は京都を南北にぶち抜く一級河川で、全長37kmあるらしい。

京都の繁華街から徒歩圏内にあり、すぐにアクセスできる。

東京だと新宿から歩いて10分程度の場所に、綺麗な川が流れているイメージだ。

結論からいうと、鴨川は最高だった。

ぼくは京都に5日間滞在するスケジュールだったんだけど、気づけば3日間は鴨川に行ってしまった。

繁華街のすぐそばに大きい自然のかたまりが現れて、しかもいろんな人を受け入れている。

のんびり本を読んでいる老人・流しそうめんをする学生たち・不思議な楽器を演奏する人。あの楽器はなんだったのか、今でも分からない。

都会のすぐそばなんだけど、鴨川の河川敷にはゆったりした時間が流れていた。

拝観料も必要ないし、ただ鴨川を眺めながら散歩するだけで最高な気分になる。


ぼくは神奈川の湘南エリアに住んでいるけど、湘南といえば「海」が有名だ。

自転車で行ける距離に海があるインパクトは大きくて、夏になると海に入ったり、年中焚き火を楽しんだりしている。

湘南の海はエネルギッシュで、行くと元気をもらえる。いわゆる陽キャタイプ。

人を開放的にさせるパワーがあって、照りつける太陽・波の音を浴びているだけで、いつの間にはテンションが上がっている。

湘南の海に対して、京都の鴨川はもっと静かで「落ち着いた川」って感じだ。

なにも主張せずにサラサラ水が流れていくだけで、開放的なパワーをもらうことはない。

波のような轟音もなく、静かに存在している。

だからこそ、ふらっと鴨川に行ってボッーと散歩すると、雑念も一緒に流されていく。

ついでに好きな音楽を聞きながら、散歩すると「もうこれ以上の幸せなんてないだろうな」という気分になる。

湘南の海も京都の鴨川も好きで、ぼくは「水が好きなんだな」という結論を出した。


ちなみに鴨川散歩と「くるり」の相性が最強だった。




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